宇宙と星 (岩波新書 青版 247)

著者 : 畑中武夫
  • 岩波書店 (1956年7月10日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004160120

宇宙と星 (岩波新書 青版 247)の感想・レビュー・書評

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  • 宇宙の年齢が50億年、電波天文学が新しい学問だった時代の天文学の本であります。最新の天文学に慣れていて新しい刺激が欲しい方は是非読んでくださいませ…(`・ω・´)

  •  もう60年も前の本なので,内容としては古くなっているに違いありません。本書の内容にでさえ「アンドロメダ星雲までの距離が以前考えられていたよりも2倍離れていることが分かり,それによって,いろいろなものが2倍の距離に修正された」-というようなことが載っていました。望遠鏡の性能や科学の進歩によって,常に修正を加えられているのが宇宙の科学ではないかと思います。
     それでも本書を読む価値はあります。それは,本書が宇宙と星への興味をかき立ててくれるからです。しかも,説明がシロウトでも分かりやすいんです。一から説明してくれている感じです。
     たとえば,星の表面温度の説明をするのに,次のような説明があります。
    「われわれは終戦直後の電力の乏しい時に,少しもあたたかくない電熱器を経験した。夕方のいわゆるピーク時には,電熱器はほとんど赤くならない。心持ち赤みがあるが,黒いままと言った方がいいくらいで全く熱くなく,とうてい炊事には使えたものではなかった。夜中になって人が寝静まる頃,電圧が上がって電熱器は白みをまし,はじめて熱を出した。電熱器の色と温度の間にはこういう関係がある。/星の色も同じことだ。赤い星は温度が低く,青白い星は温度が高い。(p.41,以下略)
     H・R図というものについても,その意味を初めて知りました。それが,星の進化と関係あるという話ももちろん初めてです。
     「宇宙と星」の入門書として。

  • ちょっと難しかった。今度は天体の神話だけの本とかを読みたいなぁ。

  • (1966.12.14読了)(1966.10.07購入)
    *解説目録より*
    夜空にきらめく星をあおいで宇宙の無限に思いをはせない人はないであろう。本書は、数限りないこれらの星を、高度・距離・構造などさまざまな視野からとらえて分類し、あらためて宏大な宇宙進化の全貌を手に取るように見事に展開してみせる。私たちはこれによって、星の誕生とその変貌する生涯、躍動する全宇宙の様相を、充実感を持って認識することができるであろう。今日の最も新しい宇宙進化論が紹介されている。

  • [ 内容 ]
    夜空にきらめく星をあおいで宇宙の無限に思いをはせない人はないであろう。
    この宇宙のどこかで、今の瞬間にも新しい星が生まれ,また滅びつつある星もある。
    これらの数かぎりない星を、光度、距離、構造など、さまざまな視野からとらえて分類し、あらためて宏大な宇宙進化の全貌を手にとるように見事に展開してみせる。

    [ 目次 ]


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