火縄銃から黒船まで―江戸時代技術史 (岩波新書 青版 750)

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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004160632

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  • 1970年刊行。江戸時代の工学技術の発展の様相を叙述。かなり古い本だが、江戸時代停滞史観(今、このような考え方はおそらく少数派だろうが)を覆滅させるには格好の書。

  • 西洋近代機械技術と出会うまで、日本人はいかなる
    技術水準にあったのだろうか。火縄銃が伝来した
    16世紀半ばから黒船が来航してきた幕末までの
    時代、日本人は如何に様々な技術をとらえ、伝え、
    応用していたのかを、具体的に検証する。鉄砲、
    火薬類、造船と航海の技術、金銀銅の鉱山技術、か
    らくりや歯車などを解明して興味深い。(1970
    年の刊)
     1 江戸時代を見る眼
     2 火縄銃・大筒・焔硝
     3 御朱印船・千石船・黒船
     4 金銀銅の鉱山
     5 歯車とからくり
     
    ブックオフで購入。現在の視点からみるといささか
    古びてはいるものの江戸時代の技術史が解り易く解
    説されており、その価値は色褪せない。
    硝石の話。国産化が始まったのは慶長の頃(朝鮮の役)
    と推定している。それまではすべて輸入だったようだ。
    航海術の話。わかりやすい解説が嬉しい。洋船と和船
    の違いが解り易かった。井伊直弼が思っていた以上に
    開明的だったのがわかった。
    鉱山の話。金属鉱山と石炭鉱山の違いがわかった。やっ
    ぱり鉱山の仕事は激務で、粉塵で健康を害し早死にする
    人が多かったとの事。
    歯車とからくり。水車は水のかけ方で効率が異なるのか。
    巻末に参考文献一覧が無いのは残念であるが、主要文献
    については文中に記されている。

  • [ 内容 ]
    西欧近代機械技術と出会うまで、日本人はいかなる技術水準にあったのだろうか。
    火縄銃が伝来した十六世紀半ばから黒船が来航してきた幕末までの時代、日本人は如何にさまざまな技術をとらえ、伝え、応用していたのかを、具体的に検証する。
    銃砲・火薬類、造船と航海の技術、金銀銅の鉱山技術、からくりや歯車などを解明して興味深い。

    [ 目次 ]


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