アユの話 (岩波新書)

  • 岩波書店 (1960年6月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (226ページ) / ISBN・EAN: 9784004160977

感想・レビュー・書評

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  • 「はみあと」の大小がそこのアユの大小を示している(←意訳)、と書いてくれています。

  • サルの話同様宮地先生の本は分かりやすく書かれている。標識再捕とか野生動物管理学の講義で学んだ内容が出てくるのもうれしい。確かに使われている手法なのだなあ、と研究者たちの工夫が伝えられているのだとしみじみ感じた。
    恥ずかしながらアユの産卵場が海だとは知らなかった。アユが川を上ったり下ったりするという知識はアユやな漁法の仕組みからなんとなく持ってはいたのだけれどそれがどういう意味を持っているのか今回知ることができた。海水でないとうまく孵化しないらしい。
    あぶらびれを持っていたり、あぶらびれには枝条が無かったりするのも知らなかった。動物性昆虫も捕食することも知らなかった。あらたな知識を得た状態でもう一度アユを捕まえてみたくなった。

  • 毎日出版文化賞

  • [ 内容 ]
    初夏の渓流に姿をあらわし、記紀の時代から日本人に愛されてきたアユ。
    川と海を往来する一年間の生活と行動様式や「友釣り」に利用された独特のなわばり制など、興味深い生態をつぎつぎに解き明かす。
    綿密な野外調査にもとづく研究に、環境保全や文化史の視点をも加え、身近な自然の営みを情感豊かに語る。
    日本の動物生態学に一線を画した名著。

    [ 目次 ]
    1 アユ学入門―アユをなぜ問題にするのか
    2 “なわばり”の社会―アユの友釣り
    3 瀬と淵―川の環境とアユの生活
    4 アユの生活史―川と海とを往来する
    6 琵琶湖の“アユ苗”―石川千代松先生と生殖質連続説
    6 アユの動物経済学とアユをめぐる人間の経済学―アユの人口問題
    7 水産業のレベルを農業のレベルへ―アユの放流と養殖
    『アユの話』以後
    アユの生活史―擬俳文
    アユと『アユの話』と私

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