詩への架橋 (岩波新書 黄版 12)

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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004200123

感想・レビュー・書評

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  • 大岡信さんの最近の様子はどうなんだろう。
    新聞に以前に書いてあったな。
    谷川俊太郎さんとの記事。
    今月は、この本を、じっくり読もう。

  • 詩人であり批評家である著者が、これまでに感銘を受けたさまざまな詩を振り返りつつ、自身の青春時代を回顧したエッセイです。

    本書で紹介されている「詩」には、『万葉集』のような古典の歌から、ランボーやアンドレ・ブルトンのような海外の詩人まで、幅広く取り上げられています。それでもやはり、多く取り上げられているのは近代日本の詩人たちで、中原中也や荻原朔太郎、谷川俊太郎といったよく知られた詩人たちの作品を、著者がどのように受け取ったのかということがうかがえて、おもしろく読めました。

  • 大岡信の読書遍歴がわかる貴重な本。

  • [ 内容 ]
    中学生時代、著者はどのように詩と出会い、それに酔ったのであろう。
    また青春の日々にこの詩人が創出した詩的世界のはらんだ苦渋と輝きとは、何だったのであろうか。
    そして、その間に糧となった数々の詩――万葉、佐藤春夫、リルケなどの抒情詩から、同世代の戦後の詩人たち、さらに海外の新しい詩との出会いの軌跡が語られる。

    [ 目次 ]


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著者プロフィール

昭和6年、静岡県三島市生まれ。詩人。東京芸術大学名誉教授。日本芸術院会員。昭和28年、東京大学国文学科卒業。『読売新聞』外報部記者を経て昭和45年、明治大学教授、63年東京芸大教授。平成2年、芸術選奨文部大臣賞受賞。平成7年恩賜賞・日本芸術院賞、8年、1996年度朝日賞受賞。平成 9年文化功労者。平成15年、文化勲章受章。著書に『大岡信詩集』(平16 岩波書店)、『折々のうた』(昭55〜平4 岩波書店)など多数。

「2012年 『久保田淳座談集 空ゆく雲 王朝から中世へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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