数の体系 下 (岩波新書)

  • 岩波書店 (1978年4月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784004200437

みんなの感想まとめ

数の体系を深く探求するこの作品は、自然数から始まり、整数、有理数、実数、さらには複素数へと進む過程を丁寧に解説しています。代数の基礎知識があると理解がスムーズになるものの、初心者でもついていける内容が...

感想・レビュー・書評

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  • 彌永昌吉先生の名著

  • (上)に続き、数を体系づけるにあたって議論が厳密なので、代数の予備知識があった方が理解が早い。

    (上)で自然数系が同型を除き一意であること、自然数系に0を加えて、加法の単位を導入した。

    (下)では、対称化によって、整数を体系付け、減法を確立した。また、同値関係と正則化によって、有理数を体系づけ、割り算を確立した。割り算は、NやZでも、先だって商と余りによって、基礎づけられていた。有理数から実数への拡張は、有理数の代数系としての性質とは独立に稠密全順序集合としての性質だけに基づいて行われる。

    加法の逆元が存在するためには「アルキメデス性」をもつことが必要かつ十分。言い換えれば「アルキメデス性」を持たなければ、加法に逆元が存在しない。

    複素数は付録で代数拡大体を通して、導入される。

    (下)は現代代数的な概念が駆使される。

  • ☆ちゃんとした数学書。

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