物理学とは何だろうか 上 (岩波新書 黄版85)

  • 岩波書店 (1979年5月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784004200857

みんなの感想まとめ

物理学の奥深さとその歴史を丁寧に解説した本で、読者は著者の人柄を感じながら、自然界の法則について考えさせられます。内容は、ガリレオやニュートンなどの力学、さらには熱力学の基礎に至るまで幅広く取り扱い、...

感想・レビュー・書評

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  • 読み返しをしたくなる本がいくつかある。朝永先生の名著であるこの本も3度目だろうか。
    丁寧に、飛躍なく、誰にでもわかるように書かれているけれど、頭を使って、時々手も使って考える、ということ無しでは読むことはできない。一般向けだけれど、わかりやすいところをサラッとという書き方ではない。一行一行大切に読みたくなるような、お人柄が伝わってくる文体で、お話を聞きたかったと思わされる。

    上巻は、ガリレオ、ケプラー、ニュートンの力学の話と、カルノー、クラウジウス、トムソンの熱力学の話。

    3度目の下巻も続けて読もうと思う。

    世の中には、たくさんの本がある。その中で、これからも残っていき、日本にいる人、誰もが読むべき本は、もちろんたくさんあるだろうけど、この本を超えて選ばれる本は少ないと思う。

  • 物理学とは、「自然界に生起するもろもろの現象の奥に存在する法則を、観察事実に拠りどころを求めつつ追求する」「自然の法則を数学的に表現すること、そして個々の法則をばらばらに発見するだけでなく、そのなかから最も基本的なものをいくつか選び出し、それから他の法則が導き出されるような体系をつくること」すなわち、物理学は実証科学である以外に論証科学である。後半の熱に関する話題は、やや難しい。。再度挑戦要。

  •  これは名著です。ただし残念ながら絶筆であり未完成。最終章は病床での口述筆記となっています。

     物理学そのものの詳細な中身ではなく、様々な法則を見出して行った先人達がどんな努力をしてきたか、それはどんな時代背景があったのか、科学と哲学や宗教との関係にも言及しながら丁寧に解説されています。

     力学から始まって熱学(熱力学)分野の記述にかなりのページを割いています。もし著者が亡くならなかったら、本来の専門である量子論まで及んだのでしょうか。だとしたら本当に素晴らしい、物理学を学ぶ物なら必ず読むべき一冊になっていたことでしょう。

     アインシュタインらが書いた『物理学はいかに創られたか』という本はいまいちでしたが、そのタイトルはむしろこちらにつける方がふさわしいと思います。

  • 43年前に出版された本である。出版時に読んだが、物理学生向けの注釈があったことば覚えていない。
     1年生にとって物理の復習についてはいいのかもしれない。

  • 物理学とは何か、というのを歴史の物理学とは何か、を物理学の歴史とともに説明していている。
    ちびっこに良いかもしれない。

  • なんてわかりやすいんだろう

  • ◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BN00741898

  • ◇序章
    ◇第I章
    ・1 ケプラーの模索と発見
    ・2 ガリレオの実験と論証
    ・3 ニュートンの打ち立てた記念碑
    ・4 科学と教会
    ・5 錬金術から化学へ

    ◇第II章
    ・1 技術の進歩と物理学
    ・2 ワットの発明
    ・3 火の動力についての省察
    ・4 熱の科学の確立

  • #科学道100冊/科学道クラシックス

    金大生のための読書案内で展示していた図書です。
    ▼先生の推薦文はこちら
    https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=18333

    ▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
    http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BN00741898

  • 科学の道100冊 2020

  • 請求記号 420.2/To 62

  • NDC: 420.2

  • 科学道100冊 クラッシックス
    【所在】3F文庫・新書 岩波新書 黄版 85
    【OPACへのリンク】
     https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/book/14473

  • 2019年9月8日に紹介されました!

  • 小学生の時に読んだ

  • サイエンス

  • 丁寧に紡がれていく、物理学の歴史。
    著者の思いが伝わってくるかのようでした。

    ただ、問題がひとつ。
    物理学が辿ってきた歴史の概要だけではなく、それぞれの発見や理論の中身にまで踏み込んだ内容が、とても丁寧かつ流暢に紡がれていくので、物理学にあまり馴染みのないぼくのような読者は、読み始めると眠気が襲ってきて困りました。
    とても面白くてためになる書であることは間違いないのですが、読み始めるとすぐに瞼が重くなってしまうのです。
    これは、学生時代に刷り込まれた条件反射に違いないです。(違います)

  • くりこみ理論でノーベル賞を受賞した故朝永振一郎著。物理学の発展を16世紀のケプラーから述べている。自然の観測とそのデータを元にした推論や実験が占星術や錬金術を物理学や化学へ変身させていく力となった。

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