折々のうた (岩波新書 黄版 113)

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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004201137

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  • 日本の季節と名句、歌。
    シリーズ読む。

    (Sさんが出張中に携行しているというのを見て。)

    牧水とか西行とか、渋めのが好きな傾向

  • 短歌・俳句が中心になっているものの近代詩・漢詩・歌謡・俳諧等も紹介されている これまで特に後者の中でも近代詩以外はあまり親しむ機会が無かったので良い体験となった 簡潔な解説が付されているのでとても読みやすい うたは季節ごとの章に別れているので其々の時期にまた読み返したくなる お気に入りがいくつも見つかったが特に好きなのは中村三郎の「篁の竹のなみたち奥ふかくほのかなる世はありにけるかも」と松永貞徳の「冬籠り虫けらまでも穴かしこ」

  • 朝日新聞の毎日の連載欄で日本の和歌や俳句を紹介していたもののまとめ。古くは万葉集、松尾芭蕉や石川啄木、果ては夏目漱石から寺山修司まで選択の幅がめっちゃくちゃ広くてこの著者の見識の広さに驚く。現代詩を取り扱ってるのも多くて面白い。お気に入りは塚本邦雄の「馬を洗はば馬のたましひ冴ゆるまで人恋はば人あやむるこころ」、萩原朔太郎の「人気なき公園の椅子にもたれて我の思うことはけふもまた烈しきなり」のふたつ。

  • <閲覧スタッフより>
    朝日新聞のコラムとして連日掲載されてきたお馴染みの一コマを書籍化したもの。うつろう四季に寄り添うように選ばれた一日一つの詩歌には、「日本詩歌の常識作り」という大岡氏の企てが潜んでいる。和歌や漢詩、歌謡や俳諧まで万人に開かれた古今の言葉を気軽に堪能できる一冊です。
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    所在番号:新書||911.0||オオ
    資料番号:10060064
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  • ・石ばしる垂水のうえのさ蕨の萌え出づる春になりにけるかも
    万葉集 志貴皇子

    ・空青し山青し海青し/日はかがやかに/南国の五月晴こそゆたかなれ
    佐藤春夫

    ・草枕旅に物思ひわが聞けば夕方設けて鳴くかわづかも
    万葉集 よみ人しらず

    ・ゆふぐれは雲のはたてにものぞ思ふ天つ空なる人をこふとて
    万葉集 よみ人しらず

    ・人生五十 功無きを愧ず
      花木 春過ぎ 夏すでに中ばなり
    細川頼之 室町幕府管領 讃岐

    ・白珠は人に知らえず 知らずともよし 知らずとも吾し知れらば 知らずともよし 万葉集 ある僧

    ・大和は 国の真秀ろば 畳なづく 青垣 山籠れる 大和しうるはし
    古事記歌謡

    ・渚 白い足出し
    尾崎放哉

    ・杏 あまさうな人は 睡むさうな
    室生犀星

    ・天の海に 雲の波立ち 月の船 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ
    柿本人麻呂

    ・夏深み 入江のはちす さきにけり 浪にうたひて すぐる舟人
    藤原良経済

    ・戦争が 廊下の奥に 立ってゐた
    渡辺白泉

  • 日本語を学べる本。

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