折々のうた (岩波新書 黄版113)

  • 岩波書店 (1980年3月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784004201137

みんなの感想まとめ

詩歌の魅力を再発見できる一冊で、深い表現が凝縮された作品が揃っています。初心者でも理解しやすい解説が付いているため、詩歌に不安を感じる方でも気軽に手に取ることができます。著者の言葉通り、日本の詩歌の常...

感想・レビュー・書評

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  • とりあえず一家に一冊置いておきましょう。たまに読み返してみれば、その時々で琴線に触れる詩歌が見つかるのではないでしょうか。

  • 中学の時、先生にもらった

  • 日本の季節と名句、歌。
    シリーズ読む。

    (Sさんが出張中に携行しているというのを見て。)

    牧水とか西行とか、渋めのが好きな傾向

  • 短歌・俳句が中心になっているものの近代詩・漢詩・歌謡・俳諧等も紹介されている これまで特に後者の中でも近代詩以外はあまり親しむ機会が無かったので良い体験となった 簡潔な解説が付されているのでとても読みやすい うたは季節ごとの章に別れているので其々の時期にまた読み返したくなる お気に入りがいくつも見つかったが特に好きなのは中村三郎の「篁の竹のなみたち奥ふかくほのかなる世はありにけるかも」と松永貞徳の「冬籠り虫けらまでも穴かしこ」

  • <閲覧スタッフより>
    朝日新聞のコラムとして連日掲載されてきたお馴染みの一コマを書籍化したもの。うつろう四季に寄り添うように選ばれた一日一つの詩歌には、「日本詩歌の常識作り」という大岡氏の企てが潜んでいる。和歌や漢詩、歌謡や俳諧まで万人に開かれた古今の言葉を気軽に堪能できる一冊です。
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    所在番号:新書||911.0||オオ
    資料番号:10060064
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  • ・石ばしる垂水のうえのさ蕨の萌え出づる春になりにけるかも
    万葉集 志貴皇子

    ・空青し山青し海青し/日はかがやかに/南国の五月晴こそゆたかなれ
    佐藤春夫

    ・草枕旅に物思ひわが聞けば夕方設けて鳴くかわづかも
    万葉集 よみ人しらず

    ・ゆふぐれは雲のはたてにものぞ思ふ天つ空なる人をこふとて
    万葉集 よみ人しらず

    ・人生五十 功無きを愧ず
      花木 春過ぎ 夏すでに中ばなり
    細川頼之 室町幕府管領 讃岐

    ・白珠は人に知らえず 知らずともよし 知らずとも吾し知れらば 知らずともよし 万葉集 ある僧

    ・大和は 国の真秀ろば 畳なづく 青垣 山籠れる 大和しうるはし
    古事記歌謡

    ・渚 白い足出し
    尾崎放哉

    ・杏 あまさうな人は 睡むさうな
    室生犀星

    ・天の海に 雲の波立ち 月の船 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ
    柿本人麻呂

    ・夏深み 入江のはちす さきにけり 浪にうたひて すぐる舟人
    藤原良経済

    ・戦争が 廊下の奥に 立ってゐた
    渡辺白泉

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著者プロフィール

大岡 信(おおおか・まこと):1931-2017年。静岡県生まれ。東京大学文学部国文科卒業。詩人、評論家。読売新聞外報部記者を経て、明治大学教授、その後東京藝術大学教授となる。詩の実作はもとより、詩歌、芸術に関する文章も数多く執筆。朝日新聞で長年連載された「折々のうた」は、多くの読者に愛された。レジオンドヌール勲章(オフィシエ)、文化勲章他数多くの受賞歴がある。詩集に『水府 みえないまち』『草府にて』『春 少女に』『故郷の水へのメッセージ』『地上楽園の午後』他。評論に『蕩児の家系』『うたげと孤心』『詩人・菅原道真』他多数。

「2026年 『日本詩歌の特質』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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