寺社勢力―もう一つの中世社会 (岩波新書 黄版 117)

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004201175

感想・レビュー・書評

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  • 日本史の講義のレポートを書く上での課題図書として読んだ。去年、同じく日本史のゼミのレポートを書くのに『黒田俊雄著作集』のいくつかを濫読していたため、その復習のような感じで読めた。顕密体制論は多くの指摘が言及しているように、権門体制の始まりは非常に明瞭であるけれども終わりが見えづらいというのを読んでいて感じた。

  • 1980年刊行。

     大名・民衆・国人層など、中世を彩る階層は種々あるが、その一角を占めるのが寺社(権門を含むが、それだけではない)である。
     寺社勢力の影響力は、派手さはないものの、信長と石山本願寺との抗争、比叡山焼討、武田晴信から信玄への改名を出すまでもなく、不可欠の考慮要素である。
     本書は、中世(特に鎌倉時代か)の宗教勢力について、広く全体的に分析したものである。

     著者は大阪大学教授。

  • 中世において南都・北嶺の大寺社を中心に組織化された全国の寺社が、公家や武家とも緊張した抵抗関係にある一大勢力であったことがわかる。

  • 13/08/21 興味深く読めた。

  • 最後のほうに、明治以降の国家神道政策によって、中世の宗教関連について歪んだ形で教育がなされたという下りが衝撃的だった。
    顕密体制論の鮮烈さは、歪んだ教育によりさらに鮮烈なものと感じたのだろう。
    何回でもしっかりと読みたい本です。

  • 半年前に購入。
    が、8割読んで損切り。

    古代~中世、寺社を動かしていたのは坊主だけではない。
    宗教的な部分と世俗的な部分が同居している。
    基本的に僧侶に子供はいないから、新しく別の身分の人が僧侶にならなきゃ存続できない組織なのだからそりゃそうか。と思った記憶が。

  • 宗教についての本で内容としては難しです……

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