本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784004201281
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
戦後中国を舞台に、日本人技師の35年間の経験を描いたこの作品は、著者のポジティブな語り口が心地よく、読み進める手が止まらなくなる魅力があります。特に、文化大革命の混乱の中での著者の苦難や、外国人として...
感想・レビュー・書評
-
ポジティブシンキングの権化の様な著者の語り口が心地よく、一気に読むことができた。折角、あとがきで、北京に来たら、お会いしましょうと書いて頂いたのに、行動を起こすことのなかった三十年前の自分が大変残念。山本さんに実際に会って技術者魂に触れていたら、別の人生を歩んでいたかもと、チョット夢想した。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
無知の権力は専制と堕落を生む
東北帝国大学工学部卒で、三菱工業の技師が留用者として中国北京に35年間すごした記録。レビュータイトルは、文革についての記述から。
下巻は、1954年から1980年まで、文化大革命終盤の四人組の逮捕までを扱っている。
ソ連人技術者に対する中国人の行き過ぎた崇拝ぶりや、とにかく何でも超音波をかければよいという超音波ブーム、など戦後中国社会について、おもしろく描いている。
特に、文革時には、外国人である著者は「国際間諜」として逮捕され、その後5年半も収容所に監禁されてしまう。その後も、共産党政権のイデオロギーを盲信せず、元々強固な共産主義者でもない筆者が、中国を愛し続けることに驚きを感じた。
時代の風潮に全面的に迎合することなく、現実的で楽観的な態度で、戦後中国を生きた中国を愛する日本人の記録である。
山本市朗の作品
本棚登録 :
感想 :
