新・心理学入門 (岩波新書)

著者 : 宮城音弥
  • 岩波書店 (1981年3月20日発売)
3.19
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  • レビュー :10
  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004201496

作品紹介・あらすじ

心理学の扱う領域は驚異的に拡大し、その方法は一変した。個別領域の最新の研究成果を総合しながら、複雑な人間性を、行動、発達、社会化、性格の各側面からとらえ直して、社会的存在としての人間を解明する。心理学はモラリストの伝統を受けつぐべきと主張する著者が平易につづった、人間心理に関心をもつ全ての人々にとっての格好の入門書。

新・心理学入門 (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  • 著者:宮城音弥(1908-2005)

    【書誌情報】
    通し番号:黄版 149
    刊行日:1981/03/20
    ISBN:9784004201496
    新書 並製 カバー 品切れ

    心理学の扱う領域は驚異的に拡大し,その方法は一変した.個別領域の最新の研究成果を総合しながら,複雑な人間性を,行動,発達,社会化,性格の各側面からとらえ直して,社会的存在としての人間を解明する.心理学はモラリストの伝統を受けつぐべきと主張する著者がつづった,人間心理に関心をもつ全ての人々にとっての格好の入門書.
    https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b267587.html


    【簡易目次】
    第一編 人間性と行動 001
    第一章 適応 001
    第二章 動物の心と人間の心 002
    第三章 脳神経とホルモン 012
    第四章 知覚と感覚 016
    第五章 動因と欲求 033
    第六章 感情と情動 037
    第七章 意識 049
    第八章 意志と注意 055
    第九章 無意識 060

    第二編 人間性の発達 069
    第一章 知性の発達 069
    第二章 知能とその測定 072
    第三章 学習 079
    第四章 観念と心像 085
    第五章 思考と言語 090
    第六章 記憶と忘却 111

    第三編 人間性の社会化 121
    第一章 社会と個人 121
    第二章 欲求の社会化 124
    第三章 知覚と感情の社会化 129
    第四章 社会化とその退行 136

    第四編 人間の性格 143
    第一章 性格の種々相 143
    第二章 精神異常と性格 145

    第五編 社会的人間 161
    第一章 人間と人間関係 161
    第二章 態度とその変容 168
    第三章 集団の心理 174
    第四章 集団的行動 179

    結語 185



    【目次】
    序 [i-ii]
    目次 [iii-vii]

    第一編 人間性と行動 001
    第一章 適応 001
    第二章 動物の心と人間の心 002
      本能  習慣  ‎知性  ‎感ずる・行動する
    第三章 脳神経とホルモン 012
      電話的伝達  ‎郵便的伝達
    第四章 知覚と感覚 016
      知覚とは  ‎物の知覚  ‎知覚の諸問題  ‎感覚  ‎感覚の種類
    第五章 動因と欲求 033
      ホメオスタシス  ‎欲求の測定
    第六章 感情と情動 037
      感情とは  ‎感情の種類  ‎情動の表出  ‎心身症  ‎情動説
    第七章 意識 049
      意識とその異常  ‎睡眠とその類似の現象
    第八章 意志と注意 055
      待機と意志  ‎注意とリズム
    第九章 無意識 060
      深層心理  ‎夢

    第二編 人間性の発達 069
    第一章 知性の発達 069
      発達心理学
    第二章 知能とその測定 072
      知能検査  ‎知能の遺伝
    第三章 学習 079
      条件づけ
    第四章 観念と心像 085
      思考と心像  ‎創造的想像
    第五章 思考と言語 090
      思考とは何か  ‎サインとシンボル  ‎第二信号系  ‎動物の言語  ‎失語症  ‎言語的知性  ‎言語心理学の方法
    第六章 記憶と忘却 111
      記憶と習慣  ‎記憶術と記憶の変容  ‎再認記憶  ‎長期記憶・短期記憶

    第三編 人間性の社会化 121
    第一章 社会と個人 121
      集団心
      ‎野生児と孤立児
    第二章 欲求の社会化 124
      性的エネルギー
      ‎自己保存欲求とその変形
      ‎達成動機
    第三章 知覚と感情の社会化 129
      表情・笑い・涙
    第四章 社会化とその退行 136
      社会的規範と役割
      ‎原始反応

    第四編 人間の性格 143
    第一章 性格の種々相 143
      遺伝と環境
    第二章 精神異常と性格 145
      気質  ‎気質と体型  ‎気性  ‎性格検査法

    第五編 社会的人間 161
    第一章 人間と人間関係 161
      接触  ‎共生と親和  ‎支配‐服従
    第二章 態度とその変容 168
      態度変容の類型  ‎態度を変える法  ‎教育
    第三章 集団の心理 174
      定義と類型
      集団と‎集団の相互関係
    第四章 集団的行動 179
      群衆心理  ‎世論と態度  ‎流行

    結語 185

    参考文献 [13-19]
    人名索引 [10-12]
    事項索引 [1-9]

  • 心理学云々の前に、人間とはそもそもどういう生き物なのかが詳細に書かれている。

    心理は人間の一部であるという考えだと思われるが、心理学に入るまでに本の4/5を割いているため、心理学の知識が欲しい人には向いてないかもしれない。

    認知や知性といった、人間性に興味のある人には逆におすすめ。

  • 「本能」など普段考えないことが多く、興味深かった。ただし、絶版なのと情報が古いので他にもっと良い本があるかもしれない。

  • 初心者向けに噛み砕いた平易な書物。
    「この花は赤い」など言う相手が居なければこんな発言をするはずがなく。とどのつまり独り言ではなくコミュニケーションの一端であり、会話――こんな感じの説明が非常に分かりやすく、私の印象に残っている。
    ところで著者の書物に必ずクレッチマーが紹介されるんだがどこがそんなに魅力的なんだろう……?

  • 心理学の扱う領域は驚異的に拡大し、その方法は一変した。個別領域の最新の研究成果を総合しながら、複雑な人間性を、行動、発達、社会化、性格の各側面からとらえ直して、社会的存在としての人間を解明する。心理学はモラリストの伝統を受けつぐべきと主張する著者が平易につづった、人間心理に関心をもつ全ての人々にとっての格好の入門書。

  • 心理学の概論書。
    用語の定義なども多少紹介されている。
    以前読んだ『心とは何か』で紹介されている事例と同じ事例が紹介されたりしていた。

  • S.61.1.2 読了。
    正月そうそう、こんなお堅い本を読むとは、昔は真面目だったのね。

  • 物凄く前の話になっちゃうけれど、学生の頃、当然読んだわけです。繰り返し繰り返し呼読んだわけです。その後、心理学を教えるようになって、時代は変われど基本はコレだってことで教科書に取り上げたわけです。ご冥福をお祈りします。

  • 高校時代に読みました。大学の推薦入試の面接で今まで読んだ岩波文庫を教えてくださいといわれたので、この本を読んだと言いました。商学部の面接だったんですけど・・・。筆者の宮城音弥さんは心理学の権威で、分かりやすい文章でした。

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