巨大古墳の世紀 (岩波新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004201649

作品紹介・あらすじ

古墳時代中頃に集中してあらわれる巨大古墳は、古代史解明に最も重要な鍵となるものだが、その多くが天皇陵に指定されて学術調査もできないため、幾多の謎につつまれている。本書は、それらの謎を中心に、中国・朝鮮をも視野に入れつつ、著者自身の古噴遍歴を語りながら、今日までの古墳学の到達点と問題点を明らかにする。

感想・レビュー・書評

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  • 32年前の本だが、宮内庁の制限により、天皇陵の発掘が進んでいない問題はこのころからあると分かる。▼天皇陵と呼ばない▼陵の今の姿がオリジナルと考えない▼陵があることと天皇が実在することは完全に切り離すべきなど、筆者の常識を疑う姿勢には好感が持てる。巨大古墳は治水技術と関係があったのではないかなど、知らなかった知見もあり、勉強になった。

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著者プロフィール

考古学者。1928年大阪市生まれ、2013年没。同志社大学大学院文学研究科修士課程修了、元同志社大学名誉教授。旧制中学時代から橿原考古学研究所に出入りし、考古学と古代史の接点である古代学を専門とする。「地方の時代」や「古代ブーム」の推進者的存在で、学界最後の重鎮として知られた。2012年第22回南方熊楠賞を受賞。『日本神話の考古学』(朝日文庫)、『倭人伝を読みなおす』(ちくま新書)など著書多数。

「2022年 『敗者の古代史 「反逆者」から読みなおす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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