戦中用語集 (岩波新書 黄版 310)

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著者 : 三國一朗
  • 岩波書店 (1985年8月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004203100

戦中用語集 (岩波新書 黄版 310)の感想・レビュー・書評

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  • 新書文庫

  • 昭和10年代を中心とする激動期の八十余のキーワードを選び、その意味や印象的なエピソードを語りつつ、当時の世相を甦らせる。自ら旧満州、樺太で軍隊経験をもち、戦後は放送を通して昭和史発掘を続けてきた著者が、世代を超えた戦争体験の共有のために書き下ろした書。(1985年刊)
    ・まえがき
    ・1 関東軍ー「真珠湾」まで
    ・2 零戦ー侵攻、そして敗戦
    ・3 大東亜共栄圏ー詐術としての戦中用語
    ・4 疎開ー「銃後」の暮らし
    ・5 ぜいたくは敵だー標語・軍歌・風俗
    ・6 徴兵検査ー軍隊の内と外
    ・7 引揚げー終戦前後
    ・略年表(昭和10ー20年)
    ・索引

    一つの用語が2ページ程度に纏められているため簡潔で分かりやすい。著者が見聞きした体験がリアリティーを増している。
    「英霊」では、英霊の実態(白布で被われた木の箱の中身)について疑念を抱くことは当時の一般的通念の中では禁忌の一つとされていたというが、当時の人々の考え方というものが伺えて興味深かった。また、青函連絡船の待合室で実際に見た「英霊」のピラミッドについて、船員らしい人物より「英霊が海に沈んだら北海道の遺族になんといって申訳するんだ」と言われたというが、この感情は靖国問題を考えるうえでも重要ではないか。(戦後世代として理解しづらい、当時の人達の意識が垣間見られるエピソードかと思う)
    「隣組」なども戦時体制の賜物と言えるし、文化風俗に関しては時節柄好ましくないという理由により、社会が息苦しくなっていくことが感ぜられる。

    本書は単に用語を紹介しているとうことではなく、読み進めるうちに「戦争体験の共有」を図れるという意味で貴重な内容となっており、オススメである。

  • なんだろう、きちんと精査されていないので、このまま鵜呑みにすると危険。
    これぞまさに「ステレオタイプ」なんじゃ?

  • 【資料ID】20065
    【分類】210.75/Mi25

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  • 2003年12月15日

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