性の源をさぐる (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004203452

感想・レビュー・書評

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  • 著者の研究史。本書は研究という旅のノートのようなもの、と後書きにあるように著者の研究にまつわるエピソードがいろいろある。
    戦後まもない研究の現場やアメリカの活発さなど面白い。
    内容は分野に疎くて分からないところが多かったがおおむね楽しめた。

  • 1986年刊。研究の内容はさらにそこから40年を遡るゾウリムシなどの繊毛虫の研究史が本書のコンテンツである。急速に進む生物学の分野において、誰もが最新の教科書で事実だけを俯瞰したくなるものだが、生物学の成立過程を知っておくのも非常に面白い。「性」についての著者の考えは最終章にて。研究モデルとしてマイナーになった原生生物の可能性を舐めていると思わぬパンチをもらうことになる。「性」の常識を揺るがしてくれる刺激的な本である。高校生物まで修めた人なら理解しやすいと思う。

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