ゴルバチョフの時代 (岩波新書 21)

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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784004300212

作品紹介・あらすじ

ゴルバチョフ政権の誕生によって、ソ連は長い停滞と保守の時代に終止符をうち、新たな時代を迎えた。若き書記長はどのような歴史的文脈の中から登場したのか。「民主化」と「経済の根本的改革」の行方は?積極的な平和外交を支える「新しい思考」とは?気鋭の政治学者が、現代ソ連を正しく理解するための知識と視座を提供する。

感想・レビュー・書評

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  • ペレストロイカが進むロシア政治を当時若手?だった下斗米さんが書いています。ゴルバチョフの登場とソ連の政治的変化について様々な視点から概観できます。最初はうまくいっていたように見えるゴルビーの改革、どこでエリツィンがうまく引っこ抜いたり、ゴルビーの目論みが崩れたのでしょうね。保守派も抵抗したはずなのにね〜。ちなみにゴルビーの軟禁は保守派との協力に基づく自作自演だったのではないかという考えは、フランス辺りでは有力らしいですよ。

  • 2冊

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著者プロフィール

(しもとまい・のぶお)1948年生まれ。政治学者、法学博士。成蹊大学教授、法政大学教授を経て、現在法政大学名誉教授、神奈川大学特別招聘教授。著書・訳書多数。

「2024年 『現代コリア、乱気流下の変容』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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