地球環境報告 (岩波新書 新赤版 33)

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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004300335

感想・レビュー・書評

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  • この書籍は、著者の石弘之氏による「人類による地球環境悪化」警鐘及び原因など書かれています。

  • 【由来】


    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】

  • 1988年に刊行された本です。ほぼ四半世紀前なので、現在の状況は当時に比べるとかなり変化しているものと思われます。中国の内陸部の砂漠化など、当時よりいっそう深刻になっている問題もある一方、先進国を中心にさまざまな人びとが環境問題に対して真剣に取り組んでいる状況も生まれているように思います。

    一方、本書でも指摘されていることですが、地球環境問題は政治問題、社会問題と密接にかかわっていることが問題の解決を難しくしていることは、現在でも変わらないように思います。むしろ東西冷戦の終結と経済におけるグローバル化、そして政治における大国の覇権の衰退といった流動的な世界状況は、国境を越えた問題解決への取り組みをますます難しくしているのではないでしょうか。

  • 1988年刊行。元朝日新聞社編集委員(刊行時)、東京大学大学院新領域創生科学研究科教授。タイトルどおり、地球環境問題を広くレビューした書であるが、①森林破壊とその影響、②農地劣化とその要因、③薬物の環境への蔓延とその影響に大別される。①②は既知事項なので、主に③(つまりⅧ~IX)を中心に読破。個人的には良い復習になったが、少し古いので、関心があれば、別の新しい書を参照する方が良いかもしれない。

  • 20年以上前の卒論のネタ

  • 《教員オススメ本》
    通常の配架場所: 3階開架
    請求記号: 519//I71//1

    【選書理由・おすすめコメント】
    ジャーナリストとして世界の各国、各地域の環境の変化を見てきた著者が、地球上の環境変化に起因する様々な問題を、幅広い視点からわかりやすく解説した本です。
    (経済学部 小林孝雄先生)

  • 東大教授おすすめ
    環境問題系

  • (1989.11.02読了)(1989.07.26購入)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    地球生態系の崩壊は、北極から南極、成層圏から深海底までと、グローバルな範囲で加速度的に進行している。人類の明日を脅かす砂漠化、森林の消滅、さらには酸性雨、フロンガス、食品の化学汚染…。八〇カ国以上を自らの足で調査した著者が、最新のデータを折りこみ、傷ついた地球の現状を訴える迫真のルポルタージュ。

  • だいぶ昔の本だけど。このときに警鐘を鳴らされていて、現在よくなっていること・変わっていないこと・悪くなっていることはなんだろう。

  • 発展途上国の乾燥気候や熱帯雨林気候、高山地域などで起こっている土地の非持続的な利用、及び人口の増加が貧困を招いている、という切り口で語られる環境経済学的な知見?はすごくおもしろいなと感じました。

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著者プロフィール

1940年東京都生まれ。東京大学卒業後、朝日新聞入社。ニューヨーク特派員、編集委員などを経て退社。国連環境計画上級顧問。96年より東京大学大学院教授、ザンビア特命全権大使、北海道大学大学院教授、東京農業大学教授を歴任。この間、国際協力事業団参与、東中欧環境センター理事などを兼務。国連ボーマ賞、国連グローバル500賞、毎日出版文化賞をそれぞれ受賞。主な著書に『感染症の世界史』『鉄条網の世界史』(角川ソフィア文庫)、『環境再興史』(角川新書)、『地球環境報告』(岩波新書)など多数。

「2022年 『噴火と寒冷化の災害史 「火山の冬」がやってくる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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