問題群―哲学の贈りもの (岩波新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004300458

感想・レビュー・書評

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  • これはかなり面白い!!
    相対主義的ソフィストへの批判として成り立つソクラティックダイアローグの不具合を補完して、批判発展させている感じ。

    最後の男性女性二元論は例に漏れず時代遅れでイラつく。

  • 対話というものはそれだけで孤立して、あるいはいわば真空の中で行われない。またたとえそれが行われたとしても、到底創造的な対話にはなりえない。
    もともと学問的認識の対象としての社会の問題は人間関係の正しい秩序の問題であり、社会論理の規範的な学問あるいは価値の理論であった。

  • 現代哲学の問題(それは古代ギリシャから連綿と続いているものだけど)を15のトピックにくくって論じた、エッセイだがさすがの含蓄。先生の苦悩も滲んでいるように感じます。岩波新書内の著作群は教養の最重要テキスト。

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著者プロフィール

1925年、東京都出身。哲学者。明治大学名誉教授。東京大学文学部卒業後、文化放送に入社。その後、明治大学法学部教授を長く務めた。西洋哲学をはじめ日本文化・言語・科学・芸術などに目を向けた現代思想に関する著書が多数あり、主要著作は『中村雄二郎著作集』(岩波書店、第1期全10巻・第2期全10巻)に収められている。山口昌男と共に1970年代初めから雑誌『現代思想』などで活躍、1984年から1994年まで「へるめす」で磯崎新、大江健三郎、大岡信、武満徹、山口昌男とともに編集同人として活躍した。

「2017年 『新 新装版 トポスの知 箱庭療法の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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