スイスを愛した人びと (岩波新書 46)

  • 岩波書店 (1988年11月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784004300465

作品紹介・あらすじ

ローザ・ルクセンブルク、アインシュタイン、レーニン、ジョイス、そしてトーマス・マン-20世紀を代表するこの5人の巨人たちに共通するのは、彼らのスイス滞在である。長らくスイスに在住する著者が、彼らの足跡をたどり人物点描を試みると共に、吹き荒れる時代の嵐の中、彼らの創作や活動の拠点となったスイスの姿を伝える。

感想・レビュー・書評

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  • 『ローザ・ルクセンブルク、アインシュタイン、レーニン、ジョイス、そしてトーマス・マン-二十世紀を代表するこの五人の巨人たちに共通するのは、彼らのスイス滞在である。長らくスイスに在住する著者が、彼らの足跡をたどり人物点描を試みると共に、吹き荒れる時代の嵐の中、彼らの創作や活動の拠点となったスイスの姿を伝える。』(カバー見返しより)

     私が最初にスイスへ赴任した時期、父が新刊のこの本を送ってくれました。当時は末期症状は出ていたがまだベルリンの壁が健在で、ソ連圏が厳然として存在していた時期です。この本が今発行されるならば、ローザ・ルクセンブルクとレーニンは割愛されるでしょう。当然だが時代の趨勢として仕方が無い。ジェームズ・ジョイス、トーマス・マン、この二人も文学での功績は大きいにせよ、例えばヘッセと比べたらどうなのか、ということが言えるでしょうか。

     エピローグに著者がフォン・ワイツェッカー教授の弁を書いていますが、教授は「こうしてアインシュタインだけが未来の人びとの設問に登場すると確信しており、レーニンやローザなどの政治家、ジョイスやトーマス・マンなどの文学者、あるいはまだピカソやシャガールなどの偉大な画家たちも、ニ、三世紀さきまでは生き延びることができないだろうと予想している。」とのことです。著者はその意見には反対はしないものの、寂しさは隠せない様子です。しかし、その予言の一部が二十年も経たないうちに現実化したことは、今更説明する必要もありません。

  • ふむ

  • 新書文庫

  • 5人のウィーンにちなみの人の紹介。
    人を通じて、土地を紹介するという仕組み。
    コの手があったかと思いました。

    ローザルクセンブルク
    アインシュタイン
    レーニン
    の3人はよく知っています。
    2人はあまりよくしりませんでした、。

    ジェームスジョイス「ユリシリーズ」が何かの説明がありません。
    トーマスマン「ヨゼフとその兄弟」もあまり説明がありません。

    よく知っている人のための本なら、読む必要がないような気がしました。
    著者の意図がわかりませんでした。

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