コメを考える (岩波新書 57)

  • 岩波書店 (1989年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784004300571

みんなの感想まとめ

日本の米に関する深い理解を促す内容が魅力の一冊で、農業や食文化に興味を持つ人にとって必読の書です。米は日本の主食として長い歴史を持ち、国産の米が多く流通していますが、輸入制限や農業政策の影響でその状況...

感想・レビュー・書評

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  • TPP、減反、農業文化。そんなことが気になって読んでみた1989年の一冊。データやトピックはもちろん古い。だが今日ニッポンの「農業問題」を考える導入としては十分。提示される論点の多様さと歴史を遡った考察からは、『コメを考える』という題字の深さを感じる。<世界各地にとってのコメとは、農産物自由化とコメ、保護と自由の所論、ニッポンの農業(政策)とコメ、文明史の中の農業など>の構成で、「コメの市場開放」の問題点と対応策を検討する。ニュースでは、産業としての農業の盛衰や、TPP反対運動といった表面的な話題しか提示されない。しかし問わねばならないのは、文化としてのコメや農業が、ニッポン(ジン)にこれまで、そしてこれからどのような影響をもたらすのかというマクロな視点からの本質論。TPP、速度重視の経済が絡む問題ゆえ、拙速な判断は許されない。

  • 日本では昔から米を食べてきた。日本の農業で米は代表的なものである。米は、アジアの気候に適し、好んで主食とされてきた。日本で売られているほとんどの米が国産のものである。輸入した方が同じ質の米で安く買うことができる。しかし、規制がかかっているため輸入があまりできない。日本の米農家が輸入してしまうとつぶれたりあまりもうからなくなるからである。最近米を食べなくなっているが、お米はおいしいのでこれからも食べていきたいと思う。

  • 生産過剰による米価低落、外圧の強まり、食管法廃止や生産調整政策など今後の日本の米について考えた一冊。

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著者プロフィール

1963年京都大学農学部農林経済学科卒業。
農林省経済局、龍谷大学経済学部、京都大学大学院農学研究科教授、放送大学客員教授、福井県立大学学長、日本学術会議第6部長等を歴任。
現在、京都大学名誉教授、福井県立大学名誉教授。
専攻は農学原論、地域経済論。

「2019年 『失われた居場所を求めて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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