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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784004300632
作品紹介・あらすじ
子どもをとりまく環境は大きく変わった。生活習慣や食品の変化によって子どもの病気も様変わりしている。突然の発熱や初てめの離乳、思春期の性の目ざめに、とまどう若い両親も多い。子育ての過程で出会う体と心のさまざまな問題について、『新生児』の著者が、自らの成長の歩みをも振り辺りながら、最新の医学知識にもとづいて語る。
感想・レビュー・書評
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ガマにオシッコをかけられて、蜂に刺されて、父には殴られ、胃腸炎で洗腸され、成長痛を体験し、夜尿があり、アデノイドを外来で摘出され、お姉さんは疫痢亡くされ…山内逸郎先生の「子育て」読了。1923年生まれの亡くなられた小児科医。すごい人生だなぁ。
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(2013.10.05読了)(2009.12.16購入)
子育てのなかで若い両親がとまどうな体と心の問題について、自分の小さい時の体験と小児科医としての経験を述べながらアドバイスを与えてくれています。
気をつけないといけないこともあります。多くの人が経験することで、気にする必要がないこと、年齢とともに治ってしまうこと、等、さまざまです。
子どもの頃の話は、エッセイとしても楽しめます。「こわい夢」のところは、扁桃腺手術の描写が強烈で読んでいて気持ちが悪くなり、あとで怖い夢を見てしまいそうです。
著者が男性なので、女の子特有の体とこころの問題については、あまり触れていませんので、お子さんが女の子の場合は、あまり役に立たないかもしれません。
【目次】
はしがき
Ⅰ 母乳と赤ちゃん
へその緒の話
おっぱい談義
乳離れもナチュラルに
子守歌
Ⅱ 危険がいっぱい
危険がいっぱい
ガマション-子どもと動物1
蜂のひと刺し-子どもと動物2
男の子の感受性
Ⅲ 性のめざめ
性器への関心
おとなになりたくない
早春賦
父と息子
Ⅳ 病気の心配
予防接種の話(百日咳)
食べ物は大丈夫か(下痢・腸炎)
かぜという病気
体温計とつきあう(微熱)
忘れられている病気(結核)
脚が痛い(成長痛)
おなかが痛い(臍疝痛)
おねしょ
こわい夢(扁桃肥大・アデノイド)
Ⅴ おとなと子ども
お菓子の魅力
たばこと子ども
子どものスポーツ医学
●乳管閉塞による乳汁鬱滞(18頁)
こういう乳房を診察すると、乳頭のてっぺんにケシの実の大きさから粟粒の大きさくらいの、黄色味がかった小さな粒が見つかることが多いのだ。こういう場合、乳頭を両親指の先の間に挟んでしごいてやると、中からにゅっと、ニキビの芯みたいなかたまりが出てくる。これは乳管が乳頭を通って外に出るその出口の、脂肪のかたまりが引っかかったものなのだ。
●乳飲み児(36頁)
赤ん坊はおっぱいにしゃぶりつき、乳首を離すことなく、お乳をぐいぐい飲みながら、鼻で息をしている。呼吸を全然止めることなく、乳を飲み続けているのだが、これは乳児だけができることで「乳飲み児」の特技である。
●こんにちは赤ちゃんの歌詞(59頁)
(永六輔)「これは八大さんに子どもができて、病院に初めて会いに行ったそのときのことだ。僕も一緒に行ったので、詩は全部「私がパパよ」で書いてあった。でも曲がついて、レコーディングの段階になり、女性歌手が歌うことになった。そうなると、「私がパパよ」ではおかしいので、急遽「私がママよ」になった」というのである。
●豆取り(75頁)
節分の豆まきのあと、豆や豆の破片を気管や気管支の内に吸い込んで、病院に来る子が多くなり、忙しくなる
豆だけでなく、ピーナッツが原因になっていることのほうが多そうだ。特にピーナッツせんべいが多いように思う。
二歳くらいの子供では、大臼歯は上下はえそろっているわけではないから、ピーナッツを細かく噛み砕けない。
奥歯が生えそろうまでは、ピーナッツやいり豆は食べさせないほうがいい。
●車(79頁)
時速五○キロメートルで何かに衝突したら、子どもは四階から落ちて地面にたたきつけられたときと同じ力で、フロントパネルにぶつけられる
●割礼(107頁)
米国では、へその緒を切るように、生まれたらすぐ包皮をも切り取ってしまう、というのが社会通念になってしまった。生まれて二、三日以内に、どの子も麻酔もかけずに手術されるのである。一九○○年には生まれた子の二五%、二○年には五〇%、六○年には七五%、そして七九年には八五%が割礼されるようになった。
●自慰行為(122頁)
「ちょうどお宅のお子さんの年齢なら、どこの子もしていることですよ」と言うと、飛び上がるように驚いた。
「米国の男性の性行動を詳しく調査したキンゼイリポートによると、一五歳で八二%、二○歳で九二%が経験していると報告されています。」
●鼻づまり(171頁)
赤ん坊ではかぜは大変な病気なのだ。鼻水は出るし、花はつまるし、それで赤ん坊は乳が飲めなくなり、眠れなくなってしまう
大人や大きな子供なら、鼻がつまれば、口を開けさえすればいい、そうすれば鼻がつまっても、口で息ができる。でも赤ん坊は、鼻でしか息ができない。だから鼻がつまることは、息がつまることになってしまう。
☆関連図書(既読)
「新生児」山内逸郎著、岩波新書、1986.05.20
「赤ん坊から見た世界」無藤隆著、講談社現代新書、1994.05.20
「赤ちゃん学を知っていますか?」産経新聞取材班著、新潮文庫、2006.06.01
「赤ちゃんの心と体の図鑑」デズモンド・モリス著・日高敏隆監訳、柊風舎、2009.10.30
「赤ちゃん教育」野崎歓著、青土社、2005.07.07
「今日 Today」伊藤比呂美訳・下田昌克絵、福音館書店、2013.02.15
(2013年10月7日・記)
(「BOOK」データベースより)amazon
子どもをとりまく環境は大きく変わった。生活習慣や食品の変化によって子どもの病気も様変わりしている。突然の発熱や初てめの離乳、思春期の性の目ざめに、とまどう若い両親も多い。子育ての過程で出会う体と心のさまざまな問題について、『新生児』の著者が、自らの成長の歩みをも振り辺りながら、最新の医学知識にもとづいて語る。
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