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Amazon.co.jp ・本 (250ページ) / ISBN・EAN: 9784004300656
みんなの感想まとめ
編集者としての実践的な経験と理念が融合した一冊は、著者の多彩な背景を背景に、編集の重要性や社会的責任を深く掘り下げています。本書は、著者が名編集者としての条件を示しながら、歴史や哲学に根ざした視点から...
感想・レビュー・書評
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ふむ
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吉野源三郎のことは、「君たちはどう生きるか」の著者としてしか知らなかったんだけど、本職は岩波新書や「世界」を立ち上げた編集者なのか。しかも30半ばまでは歴史哲学者だったとは。
本著は、彼が編集者として書いた短文を集めたもの。「世界」の立ち上げ時の話を読むに、根底には学者の矜持があり理念的でもありながら、でも現実に強く関わろうする点でアクティビスト的でもある。彼が、名編集者の条件として引用した「ロンドン・タイムズ」の編集長ウィッカム・スティードの言葉「広い知識とわかりが速いこと、青臭い判断をしないこと」が、言い得て妙だ。津田左右吉の天皇制維持論を「世界」に掲載するときのエピソードが、まさにこの言葉の通りなんだよな。
ぼくがこの本を読んだきっかけは、「はじめての新書 岩波新書80周年企画」で大澤聡が選んでいたから。他に彼がチョイスしていたのは清水幾太郎「論文の書き方」と三木清「哲学入門」で、なるほど、人脈的にこの3人がつながっているのがよくわかった。
あと文末の解説、とても力が入った内容なんだけど、誰が書いたのか気になる。 -
本を読む人・作る人、本に関心ある人全てが読むべき本だと思う。別著で有名な著者だが、歴史哲学志向的である事もあり最近読んだ本の中では最も面白かった。中でもⅡの原田文書と津田左右吉の件は史料的価値もあり、必読に値すると思う。
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戦中、戦後と岩波書店において岩波新書創刊、雑誌『世界』の創刊、編集と携わってきた吉野源三郎の自伝
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