からだ・演劇・教育 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004300670

作品紹介・あらすじ

教育とは何か。真に生きるとはどういうことか。それらの問いをいだいて、演出家である著者は、いわゆる「荒れた」、また障害をもった青年たちと定時制高校で演劇の授業を通してぶつかり合う。青年が成長する場としての学校はどうあるべきか。からだがひらかれるとは、そして表現とは、教育においてどんな意味をもつかを追求した。実践の記録。

感想・レビュー・書評

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  • 定時制高校で著者がおこなった演劇の授業でのエピソードを紹介している本です。

    著者が教えた生徒たちの中には、いわゆる不良の生徒や障がいのある生徒、あるいは在日コリアンの生徒たちがおり、彼らの心と身体が著者の授業を通して変化していく様子が描かれています。

    とにかく、事例そのものが持つ力があって読者を飽きさせません。その一方で、「教育」とは何かという、著者が直面した重要な問題への答えはけっきょくのところ出されておらず、少なくとも本という媒体で伝える内容としては、少し適さないところもあるのではないかという気がします。

  • いわゆる「荒れた」「落ちこぼれ」の生徒たちや、障害のある生徒たちの集まった定時制高校で行われた、授業の一環としての演劇活動の取り組み。

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著者プロフィール

1925年、東京に生まれる。東京大学文学部卒業。劇団ぶどうの会、代々木小劇場を経て、竹内演劇研究所を主宰。宮城教育大学、南山短期大学などで独自の人間教育に携わる。その後「からだとことばのレッスン」を創造・実践し現在に至る。著書に『ことばが劈かれるとき』(ちくま文庫)、『「からだ」と「ことば」のレッスン』(講談社現代新書)、『からだ・演劇・教育』(岩波新書)、『癒える力』(晶文社)、『竹内レッスン』(春風社)、『声が生まれる』(中公新書)などがある。

「2007年 『生きることのレッスン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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