- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004300717
作品紹介・あらすじ
がんは、いまや死に至る病ではない。がんの実体はかなり究明され、診断から治療までの医療技術も格段に向上し、予防に関する科学的研究も進んだ。ここでは、がんの予防を、細胞レベルでのがん化の阻止、早期発見・早期治療、転移・再発の予防と3段階に分け、それぞれ対策を考える。がん研究の最前線からの最新の報告。
感想・レビュー・書評
-
1989年、化学発がんからがん遺伝子に興味が移りはじめた頃の著作なのかな?分子メカニズムから、がんの医療までかなり広範囲に、しかし解りやすく柔らかい表現で書かれているので、専門でない人にも読みやすいだろう。「予防」と銘打っている割に、各所の部位別がんの特徴が簡潔にまとめられているのがありがたい。ピロリ菌は当然登場せず、TNFやIL-1/2が魔法の薬だった時の話。少し前に、改訂版が出てるのか。そちらも一度読みたいところ。
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示
著者プロフィール
小林博の作品





