- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004300854
感想・レビュー・書評
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現在勉強中の資格試験の模試の文章理解問題に使用されていて、全文を読みたいと図書館で借りて読みました。
1989年に書かれたものですが、提起されている問題は、改善されたと思われるものもあれば、相変わらず(もしくは悪くなっている)ものもあり、考えさせられました。
当時は経済的(数字上)には豊かだった日本、このままでは経済的にも精神的にも豊かさのない国になってしまうのではないか、そんな気がしてなりません。
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日本は仕事きちがいだと言われる、本当にそうだろうか?日本は著しく平等な国と言われるがそれは形式的な平等なのではないか?もはや日本でもっとも貧しいのは東京、その東京を日本代表であるかのように謳うのどうなのか?さまざまな視点から「豊かさ」を見つめ直す。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/32361 -
随分と昔の内容だが、現在と状況がほとんど変化していないことに驚いている。失われた時間は戻らないが、豊かさとはいったい何かは、今では人によって違うのではないだろうか。
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教育、医療、人としての生き方、暮らし方が、日本とドイツでは大きく異なることが分かる。やはり政治の力が大きいのだと感じる。
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日本が失った豊かさをどう取り戻せばよいのか。
ヒントとして、海外の社会保障、社会資本について、より詳細に学びたいと感じた。 -
30年前の本で読みやすかったとは言えないが、今にも通じる問いは多くあった。個人的には2,4,5章に学びが多かった。特に海外の豊かさを体験して、そのイメージを鮮明に持てることは大事なのだろうなと感じる。
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記録
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昭和から平成初期に出版されている本を読んでいるのですが、まだスマホやインターネットが普及していない頃の、豊かさや情報社会とは何か、その時代時代に問題はあるのだと思いますが、今の時代に、昭和から平成初期に書かれた書籍を読むと本当に奥深いし、これから本を執筆するための見の糧にもなります。