男だって子育て (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 18
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004301271

作品紹介・あらすじ

元日の朝、里のおじいちゃんに電話をかける。5歳の三女は最後にきのう覚えたとっておきの挨拶。「じゃ、電話きるよ。良イオ年ヲ(!)」-学生結婚して以来、男・女・女・女・男と5人の子宝に恵まれた若き政治学者がPTA会長をもつとめ、子育てに奮戦する。ちょっぴり鋭い社会批評と明るく楽しい子どもの観察の記。

感想・レビュー・書評

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  • 男だって子育て / 広瀬守穂 / 2009/7/11(13/17)
     この本のきっかけ:父親になるにあたって、Amazonで関連書籍を検索していたところタイトルに惹かれた。図書館貸出。
     子供は自分の鏡である。自分はどこからきたのか、どのようにして自分になったのか、それを等身大の具体性をもって告げる鏡である。子供と一緒に生活していると、自分が子供だった頃にどうしても分からなかったことが、子供を介して見えてくる。
     子供とは何だろうか。家族とは?一人ひとりが一人ひとりにとってのライバル。家族は血のつながりがあっても、お互い独立した、自由な人格をもった人間のあつまり。おたがい、ライバルであるとは、人間として器量を認めあい、それを尊重しつつ、相互に成長を促す間柄ということ。親は子供のすぐれた熱心なトレーナーであるとともに、子供らの前に立ちふさがる強大な壁、手ごわい好敵手でありたい。
     百人一首:遊びながら古典に関する素養を身につけるのに好適な材料。
     子供を支え見守ることには深い充実感がある。歓び、不安、笑い・・・子供を育てると、様々な感情が交錯する。金、銀、財宝をいくらもっていても、このような深い感情は生まれない。まさに、「まされるたから子にしかめやも」である。

  • 【読書その4】NPOファザーリングの安藤氏が著書の中で影響を受けたと書かれていたので読んだ本。1990年に出版された本としては確かに衝撃的だと思う。政治学者の立場から鋭い社会批評と父親としての温かい子供への眼差し。その観察力は凄い。
    最近子育てについて色々考えを巡らせ、妻とあれこれと話をしていると、自分自身がこれまでどのように両親に育ててもらってきたかを再認識する。子育ては本当に夫婦ごとにそれぞれ。全く違うもの。両親にしてもらって嬉しかったことを自分の子供にもしてあげたいし、自分自身にしてもらいたかったことを子供にしてあげたい。次の月曜日には久しぶりの妊婦検診。男の子か女の子かがわかるかも。楽しみ。

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