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- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004301660
作品紹介・あらすじ
経済社会がソフト化し、政治が保守化した1980年代は、経済理論にとってもまた保守化の時代であった。だが、潮の流れは変わった。効率から公正へ、保守からリベラルへ-。著者は21世紀に向けて、地球環境問題をも視野に収めた「グローバル・ケインズ主義」を提唱する。衝撃的な問題提起の書『経済学とは何だろうか』の続篇。
感想・レビュー・書評
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『経済学とは何だろうか』(岩波新書)の続編です。
著者の基本的な視点は前著と同じですが、80年代から90年代にかけての時代状況の中で経済学が果たしてきた社会的な機能について、より細かい議論がなされています。また、主流派の経済学の「外部」に位置づけられる地球環境問題について、著者自身の立場が表明されています。
パラダイム論や科学知識の社会学をめぐる思想状況も、前著が刊行されたときと大きく変わっていたはずだと思うのですが、前著の理論的枠組みをブラッシュ・アップするような議論は見られないように思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
経済学に関わる歴史を学ぶ必要を感じました。
内容的には60's以降の経済学流派の移動を中心に日本やアメリカの政策を書いた感じでした。
ケインズ経済学とアダムスミスと比較したりモダニズムと比較したり…
まあ古いこともあり俺のマクロの理解が甘すぎることもあり、理解し切れなかった感がありますが、また開くかは微妙。
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