現代アフリカ入門 (岩波新書 193)

  • 岩波書店 (1991年11月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784004301936

作品紹介・あらすじ

アフリカは、いま動いている。ソ連・東欧の激変のもと、環境破壊や圧政・貧困に苦しみながらも、民主化の胎動、そして宗教や民族意識は、植民地以来の国境線さえ揺さぶろうとしている。各国の実情に詳しい著者が、そこに生きる人々の声をふんだんに盛り込みながら、今日のアフリカの政治・経済から社会・文化に至る全体像を鮮明に描く。

みんなの感想まとめ

現代アフリカの複雑な状況を深く掘り下げた作品であり、著者は多様な国々の実情を豊かな人々の声とともに描いています。植民地支配や独立、内戦、貧困といった歴史的背景が、現在のアフリカの政治・経済・社会・文化...

感想・レビュー・書評

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  • 意を決して読もうと試みた積読の一冊。手に取った動機は「俺アフリカのこと何も知らないぞ」とふと思ったこと。
    偶然本屋で出会った。

    パラ見だけでは内容把握が難しく、この3日間かけて少しずつ読み砕いていくことに。ひとつ。私的な話だがこの分量、文体を読み切った自分にひとまずお疲れさま。

    主に戦後から1990年までのアフリカにおける現状を捉えた内容の本であった。アフリカの各国(アルジェリア、ケニア、南アフリカ)の状況が記されていた。共通して言えるのは、経済発展をしようと試みるもヨーロッパからの国債の返済に追われ、自国の成長に資金を投じれないという雁字搦めな様子が垣間見れる。

    南アフリカはアフリカの中でも特に経済大国。少数派の白人が多数派の黒人よリもサラリーを多くもらっているとか、独特な憲法が条文化(白人主義)されているだとか、社会の闇を見たような気持ちになる。本末では日本がそのアフリカとどう関わるかについて。アフリカからの貿易で助けられていることも多く不正な状況へも指摘ができないことがあげられる。

    勝俣著の新現代アフリカ入門も出版されており少し気になるなー。覚悟次第。

  • 現代アフリカといっても20年以上前の本なのです
    アフリカって本当に広いのよねー
    一括りで語るのは難しいだろう、、、
    しかしながら、「植民地支配」「独立」「内戦」「貧困」「搾取」「差別」というキーワードが多くの国に当てはまるのも事実。
    自然は厳しいけど、過去には豊かに助け合って暮らしていただろうに。
    侵略によって乱されてしまったものを、また「開発」っていう名前で型にはめ直そうとする先進諸国のスタンスは好きじゃないな。
    もっと相互理解が進んで自然と分かち合えるいい世界にしたいな。

  • (1994.05.12読了)(1991.11.25購入)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    アフリカは、いま動いている。ソ連・東欧の激変のもと、環境破壊や圧政・貧困に苦しみながらも、民主化の胎動、そして宗教や民族意識は、植民地以来の国境線さえ揺さぶろうとしている。各国の実情に詳しい著者が、そこに生きる人々の声をふんだんに盛り込みながら、今日のアフリカの政治・経済から社会・文化に至る全体像を鮮明に描く。

    ☆関連図書(既読)
    「南ア・アパルトヘイト共和国」吉田ルイ子著、大月書店、1989.02.20
    「アパルトヘイトの子どもたち」吉田ルイ子著、ポプラ社、1990.04.

  • 潤の本棚に入っていた

  • 中東のアラブ社会ではイスラムという正当性と伝統性を西欧とどう両立させるか苦心した。
    エチオピアでは1991年にレーニン像が倒された。それまでレーニン像があったのだ。驚きだ。
    アフリカの歴史は残虐な歴史だ。殺し合いの歴史である。部族間の争いの歴史だ。

  • 1991年出版の本書は、もはや「現代」とはいえないが、それでもアフリカ初学者にとっては有用である。

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著者プロフィール

勝俣 誠
1946年生まれ。半農半読。
主著『アフリカは本当に貧しいのか――西アフリカで考えたこと』(朝日選書、1993年)、『新・現代アフリカ入門――人々が変える大陸』(岩波新書、2013年)、『娘と話す世界の貧困と格差ってなに?』(現代企画室、2016年)。

「2017年 『共生主義宣言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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