会話を楽しむ (岩波新書)

著者 :
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本棚登録 : 47
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004301974

作品紹介・あらすじ

思わず話が弾んだり、新しい発見に満ちた楽しい会話を交わす-。そんな体験は誰にもある。しかし、日常生活では、それがまれなのはなぜなのか。英米文学に長く親しんだ著者が、日本人の会話と会話意識を欧米人のそれと対比させながら、会話を本当に楽しむための秘訣を説き明かす。人生を豊かにする会話へのユニークな案内。

感想・レビュー・書評

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  • ‪会話の楽しさや輝きは本当にその時のその場にいた人だけのものだなぁ 後日人に話そうとも録音しようとも、その心の動きを再現することはできない。小説に書かれた見事な対話でさえも本当の会話に及ぶことはない。だからこそ会話は人間の長い歴史の中にも残されてこなかった。‬

  • 英語翻訳者による、言葉を発生することによるメッセージのやりとり(会話、おしゃべり、Conversation,Talk)に関する、肩のこらないエッセー。英語圏やフランスは、やはり会話スキルを尊ぶという姿勢があるのだ。。ということなのだ。

  • 英語の専門家から見た、日本人の会話のつまらなさ(と良さ)が書かれている。結局は、相手に興味を持って話を聞いたり、みんなで話せるテーマで話すことが、会話を楽しむ秘訣に思えた。
    日々の会話を、芸術として楽しむような気持ちで過ごせたら、素敵だろうなぁ〜

  • 英文学を専問にする著者による日英会話比較諭。日本人の奥ゆかしさの良さをフォローしつつ、もっと会話を積極的に楽しもうと提言。引用も豊富で楽しめた。

  • 卒論のテーマがディスコース分析なので読んでみた。欧米と日本との会話の違いが良く分かった。

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著者プロフィール

一九二三年東京・神田生まれ。早大英文科卒。『荒地』同人。
米国クレアモント大学院留学。信州大学、横浜国大、青山短
大で教鞭をとる。詩人、翻訳家、英文学者。フォークナーそ
の他の英米文学の翻訳・研究から、『老子』のタオイズムに
親しみ、自然と交流するタオイストとなる。伊那谷に居を転
じ、詩作、著作のほか墨彩画を手がける。詩集に『晩晴』『
放曠』。著書に、英語版からの自由な翻訳を試みた『タオ・
ヒア・ナウ』(PARCO出版)『老子』全訳を収めた『タオ――老
子』(筑摩書房)『肚――老子と私』(日本教文社)『いまを生き
る』(岩波書店)『荘子ヒア・ナウ』(PARCO出版)『求めない』
(小学館)ほか多数。

「2007年 『静けさに帰る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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