行政指導: 官庁と業界のあいだ (岩波新書 新赤版 218)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004302186

作品紹介・あらすじ

日本経済の「成功」を支えるソフトな行政のしくみとして高く評価される一方で、産官癒着のシンボルとしてヤリ玉にも上がる行政指導。それは証券スキャンダルやリクルート事件を生む土壌となり、海外からのまなざしも一層きびしくなってきている。透明で公正な行政をめざすうえでカギというべきこの制度を、どのように考えるべきだろうか。

感想・レビュー・書評

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  • 1992年発行と少々古い気もするが、行政手続法制定前の「行政指導」について、功罪と併せて書かれている。
    行政学の本というよりも政治学よりな気がするが、行政指導とは何か、功罪はどこで、何が問題か、という事柄を他の行政指導の本と比べて(新書であるからかもしれないが)割りと平易に書いてあるので、理解しやすかった。小説感覚で読めた本。

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著者プロフィール

千葉大学名誉教授

「2020年 『概説 日本の公共政策 第2版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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