幻の声 NHK広島8月6日 (岩波新書)

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著者 : 白井久夫
  • 岩波書店 (1992年7月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004302360

作品紹介

8月6日、壊滅状態の広島で、交信を求める悲しげな女性の声がラジオから流れた…。NHKに舞い込んだ一通の手紙から、"幻の声"の主を追う著者の旅は始まる。17年にも及ぶ取材から見えてきた、巨大な悲劇の下の人間たちのドラマとは?戦時下のメディアの実像、そして、敗戦を目前にした日本の防空体制の不備をもつく異色の記録。

幻の声 NHK広島8月6日 (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  • 昭和20年8月6日朝、原爆投下直後の広島で、ラジオからほんのわずかな時間、大阪放送局へ救援を求めるアナウンサーの声が聞こえたという被爆者の証言を追及するドキュメント。

    以前から興味があった本で、機会があり古書を入手してみました。

    著者は当時の関係者などから、貴重な証言を精力的に集めています。
    が、途中から調査内容と方向性が本来(題名の)の趣旨からどんどん外れていき、目的が(読み手には)良く分からなくなりました。
    また当時の関係者の証言については、証言内容と事実との整合性を細かく追求し過ぎで、不確実な部分をいちいち指摘し、関係者の証言内容自体を疑うような記述がみられます。
    被爆から長い年月がたち、かつ非日常的な悲惨な状況の記憶を、関係者が100%正確に証言できるものではないでしょうし、著者の記述の仕方はインタビューに応じてくれた関係者に失礼なのではと思います。
    どうも後味の悪い感想を持ちました。

  • NHKラジオのスタッフをしていた著者によるルポタージュ。

    原爆関連の番組を扱っていた時に届いた、一通の手紙から始まる。

    投下直後に流れたという、聞こえるはずのない「広島からの声」

    単なる個人の聞き間違いかと思いきや、その当時広島にいたあらゆる人々が
    その声を聞いているという。

    その声の主とは、なぜ聞こえないはずの「声」が届いたのか…。



    1940年代の放送、投下前後の大本営等軍や周辺自治体側の対応を知る切り口に。

  • 真実よりも伝説。

  • NHK広島1945年8月6日

  • 昭和50年1月、放送局に届いた1通の投書から振り返る8月6日の広島。戦争を語り継ぐため読んでほしい1冊

  • 2008年8月12日

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