妖怪画談: カラー版 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 270
感想 : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004302384

感想・レビュー・書評

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  • これは贅沢。全ページオールカラー。

  • 子供の頃に読んで怖いなあと半泣きで見ていたのですが、なぜか何度も読んでしまう中毒性があります。

  • オールカラーで妖怪が描かれた本ですが、背景の「黒」が印象的な絵が多いなと感じます。まだまだ暑い日が続きます。こんな本で涼んでみては?
    (一般担当/もくもくれん)令和3年9月の特集「黒い本」

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/705198

    おどろおどろしくも魅力的な妖怪の数々がオールカラー大迫力で楽しめる。
    新書なので借りるのもお手軽なサイズ。

  • #出雲松江旅行本

  • 水木しげる先生の怪しく魅力的な妖怪画をカラーで楽しめる一冊。魍魎、こなきじじい、河童、手洗鬼、目目連、ぬらりひょん、キジムナーといった妖怪たちの絵と解説が載っています。

    水木先生の代表作『ゲゲゲの鬼太郎』の主人公である鬼太郎も掲載されていますが、先生はその解説において、この本で紹介している妖怪たちはみな実在するかもしれないもの(昔から伝承されたり、描かれたりしてきたもの)ばかりなので、自身の創作である鬼太郎はここに含めたくなかったという旨のコメントをしています。
    水木先生の妖怪に対する誠実な姿勢がうかがえますね。

  • 妖怪は、この世の恨みとは対極の立場にある存在とされているが、なかなかどうして、妖怪なりにこの住みにくい世知辛い世を渡っていかなけばいけない状況は昔も今も変わらない気がする。
    現代の妖怪は、稀薄な社会が住みよい世界か、そうでないか。以外と勝手にやっていきそうで、妖怪天国かも。

  • (2016.02.15読了)(2016.02.14借入)
    漫画家、妖怪研究者、水木しげるさんが、2015年11月30日、93歳で亡くなりました。
    この機会に妖怪研究者としての著書でも目を通しておこうか、と借りてきました。
    いろんな妖怪が絵になっていますが、画面の隅までしっかりと書いてあるのには、驚きますね。漫画を描く人は、線でしっかり書き込むわけですから、驚きです。
    鳥山石燕の「画図百鬼夜行」とか「百鬼夜行絵巻」とか、浮世絵画家の絵とか、伝統はあるので先人の利用できるものは、参考にしているようですが、見たこともないものを絵にするというのは、大したもんです。同じ漫画家では、「妖怪ハンター」の諸星大二郎さんも妖怪をよく書きますよね。
    116頁の「がしゃどくろ」は、浮世絵版画で見たものとよく似ています、48頁の「家鳴り」は、絵巻物で見た鬼たちの絵と似ているような気がします。

    【目次】
    はじめに
    Ⅰ 奇妙なものみてある記
    Ⅱ 出会った妖怪たち
    Ⅲ 妖怪の有名人たち
    Ⅳ 幽霊・付喪神のたぐい
    奇想を楽しむ日々
    参考文献
    登場妖怪一覧

    ●たんころりん(103頁)
    柿の実をとらずにそのままにしておくと、〝たんころりん〟という入道に化けるという。
    (昨年秋は、たくさんの柿がなったので、取り切れずに柿木に残された実がたくさんあったので、たんころりんが、たくさんいたのではないでしょうか。)
    ●すねこすり(120頁)
    犬のようなものが足に絡みついて、走るのを妨げる。
    (台所に立っていると、飼い猫が脚に体をさりげなくこすりつけて通り過ぎます。動こうとするときに足にまとわりつかれると歩きにくいですよね。)
    ●人魂(160頁)
    (家から人魂が出てくるのを見たら、そっと捕まえて、家に戻してやると死んだと思った人が生き返る、とか。)
    ●狂骨(186頁)
    〝狂骨〟は井戸の中の白骨だ。

    ☆関連図書(既読)
    「総員玉砕せよ!」水木しげる著、講談社文庫、1995.06.15
    「ゲゲゲの女房」武良布枝著、実業之日本社、2008.03.11
    「百鬼夜行絵巻の謎」小松和彦著、集英社新書、2008.12.21
    (2016年2月15日・記)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    妖怪は本当にいるのだ!子供の頃からそう信じて妖怪を描き続けてきた現代の妖怪博士が、古今にわたる妖怪たちを初めてオールカラーで描く。訪ね歩いた奇妙な土地や自分が出会った妖怪たち、鬼太郎をはじめとする妖怪の有名人、幽霊・付喪神などが、精緻なタッチと豊かな色彩の中に生き生きと動きだす。妖怪ファンに贈る岩波新書特別版。

  • 怪異がキャラクターとして現れれば妖怪。
    神々も妖精も。
    河童の絵はトラウマレベル。

  • 故・水木しげる先生を偲んで。
    素晴らしい想像力だ。妖怪って怖いってイメージを、水木先生は大きく変えた。何だかどのキャラクターも愛着あって、憎めないんだよね。うん、このイマジネーションは今の世の中必要だよ。どんな仕事でも、もちろん私生活でも、想像の力は重要。
    水木先生が産み出した、鬼太郎始め、魅力的なキャラクターの妖怪たちは、永遠に生き続けると思う。

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著者プロフィール

1922年生まれ。鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争時、激戦地であるラバウルに出征。爆撃を受け左腕を失う。
復員後紙芝居画家となり、その後、貸本漫画家に転向。
1965年、別冊少年マガジンに発表した『テレビくん』で第6回講談社児童まんが賞を受賞。
代表作に『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』などがある。
1989年『コミック昭和史』で第13回講談社漫画賞を受賞。1991年紫綬褒章、2003年旭日小綬章を受章。同年、境港市に水木しげる記念館が開館。
2007年、仏版「のんのんばあとオレ」が仏アングレーム国際漫画祭最優秀賞を受賞。2008年、仏版「総員玉砕せよ!」が同漫画祭遺産賞を受賞。
2010年、文化功労者顕彰。2015年11月、逝去。

「2022年 『総員玉砕せよ! 新装完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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