外科医と盲腸 (岩波新書 新赤版 251)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004302513

作品紹介・あらすじ

日本人の5人に1人が手術を受けてきたという虫垂炎。これを誤って「盲腸」と呼び、"たかがモーチョー"とあまりにも軽く考える風潮はいまなお強い。だが、そこに大きな落し穴があった。第1線のベテラン外科医が、自らの豊富な手術経験を紹介しながら、「盲腸」をめぐる誤解と間違いを正し、理想の外科医とは何かを語る。

著者プロフィール

医師・作家。一九四三年愛知県生まれ。 京都大学医学部卒業。早くより癌の告知問題に取り組み、「癌患者のゆりかごから墓場まで」をモットーにホスピスを備えた病院を創設。手術の公開など、先駆的医療を行う。「エホバの証人」の無輸血手術をはじめ手がけた手術は約六千件。現在は淡路島の診療所で僻地医療に従事する。医学学術書の他、小説やエッセイなど、著書多数。

「2020年 『緋色のメス 完結篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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