- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004302872
作品紹介・あらすじ
沙漠は不毛だと思いがちだが、じつは豊饒の地なのだ。中東、中南米、中国など世界中の沙漠の潜在的な力を引き出し、レタス、メロンなど野菜や果物の栽培に成功した著者の方法は、各国から注目されている。その土地の伝統的な知恵を生かしながら、最新の先端技術も盛り込み、地球規模で沙漠の緑化に挑戦する。ロマンあふれるドキュメント。
感想・レビュー・書評
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この本では「砂漠」ではなく「沙漠」と書いてある。
実際では砂沙漠は全体の20%以下であり、水が少ない土地の沙漠が多いからだそうだ。
私の中の沙漠のイメージは「暑い」「不毛の地」
実際は日本よりも美味しい野菜や果物が育つ場所でもあるというのに驚きを感じた。
この先どれだけ沙漠を緑化するのか、果たしてこの緑化が地球にどういった影響を及ぼすのか・・
良いことではないとは思うけれど。
地球温暖化の事を考えなきゃいけない一方で沙漠地帯に
住んでいる人たちの生活も考えなくてはいけない難しい問題ですね -
沙漠は、砂漠というのが正しくない。
土漠、岩石沙漠がある。
砂の沙漠は、20%以下であり、
水が少ない土地である<沙漠>
という意味にもとづいている。
沙漠を緑にするということは、
農業技術者の夢でもある。
そのことを、鳥取大学の遠山氏は、
親子で、取り組み、確実な成果をだしていることは
画期的である。
砂漠のほうが、農業に適しているとは、驚きである。
農業とはいかに植物に光合成を効率的に行わせ、
これによって得たデンプンを
いかにうまく収穫したいところに
蓄えさせるかということであり、
砂漠は、太陽光線だらけであり
温度の日較差が大きいという利点がある。 -
砂漠とは何か、どのように緑化していくかなど、植林活動の入門書ともいえる本。
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森林10