明治維新とイギリス商人: トマス・グラバーの生涯 (岩波新書 新赤版 290)
- 岩波書店 (1993年7月20日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004302902
作品紹介・あらすじ
長崎・グラバー邸で名高いトマス・グラバー。その生涯は、薩長の黒幕、死の商人という神話に覆われている。スコットランドをあとに幕末日本を訪れ転換期に活躍した商人の実像や、炭鉱開発を進める企業家の姿などの多面的な相貌を初めて明らかにし、激動の時代を生きぬく一商人の姿と、幕末維新期の日本に果たした役割とを重層的にとらえる。
感想・レビュー・書評
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・日本の政局と共に事業成長し、政局と共に衰退。
・営利を超えたもの詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2016.12.19
グラバーはそんな人がいたんだという感じしかなかったが、グラバーが存在しなかったら明治維新はもう少し遅れていたのは間違いないのだろうと感じた。土地を抵当に、両替商、武器や艦船の商人、高島炭坑(三菱)の成り立ちにも関わってる。もちろん、薩長の援助もしてた。 -
分類=日本史(幕末維新期)・Tグラバー・フリーメーソン。93年7月。
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