世界政治をどう見るか (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004303015

作品紹介・あらすじ

世界政治が不透明ななかで大きく変動しつつあるいま、主権国家、ナショナリズム、安全保障、平和のあり方が、根本的に問い直されている。わたしたちはどのような視座に立って、この現実に向き合えばよいのか。冷戦後の世界で「力と正義」がせめぎあう現実を深くみすえ、新しい世紀に向けた日本の構想と選択を具体的に考える。

感想・レビュー・書評

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  • 僕の住んでいる町は、大きな町ではありません。人口はそこそこあります。しかし、大きな町という実感がわきません。元々、山だらけであり、平地がありません。そのため、大きな繁華街が存在しないのです。もちろん、繁華街が存在しないわけではありません。都市の規模と比較して、貧弱です。地元のブックオフで購入する。冷戦の是非を論じています。冷静は、悪い時代ではなかった。平和だったからです。それに対して、著者は、冷戦でなくと、平和は可能だと指摘している。結果を見ると、冷戦は正しかったようです。冷戦期、アメリカは、無謀な戦争ができませんでした。それに対して、冷戦後、イラクへの無謀な戦争に突入しました。もし、冷戦期であれば、こんな戦争は不可能だったでしょう。もちろん、結果論にすぎません。さて、中国の台頭は、新たな冷戦を可能です。しかし、対立軸がありません。外交戦略家は、どんな風に、平和を実現しようとしているのでしょうか。

  • 国際社会を理解をするには、風土、習慣、産業、言語、宗教などの理解が必要かもしれない。
    あるいは、実際に各国を訪れてみないと、どうしてある立場を固持しているかピンとこないことがある。
    世界政治を、本だけでは、なかなか理解できない。
    国際社会の見方の一つだと思って読むとよいかもしれない。

  • 90年代における政治的リアリズム、パワーポリティクス批判の新書。

  •  80年代90年代を代表する国際政治学のリベラル学派を主導した非東大法学出身の一流研究者の新書。冷戦終結直後の知的潮流をアメリカ、日本とまとめてあり、現代でも役立つ部分は大きい。リアリズム批判から日本の今後の為の政策提言へと話は及んで行く。政策提言については、同意出来ない部分もあるが(単純に国連分担金を多く払えばいいというわけではない、旧来的な国家主義観点を捨てて北方領土をロシアに与えるべき等はその行動がどのような意味があり、影響を与えるのか、少なからず熟慮したものとは到底思えない)、それ以外は彼の名声が理解出来る内容でもある。

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