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- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004303220
作品紹介・あらすじ
公正で透明な行政を実現するために、情報公開法とならんで必要な「行政手続法」が、ついに昨年十一月国会において全会一致で成立した。行政指導に初めて一般ルールを定めたこの法律は、国民生活や産業界にとってどのような意味をもつか。今後に残された課題は何か。早くからこの立法を求めてきた行政法学者が、具体的な例に即して語る。
感想・レビュー・書評
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1993年に国会で可決された行政手続法の概要や背景について解説している本です。
不透明な日本の「行政指導」に対する海外からの批判の声が高まったことが、日本における行政手続法の制定につながったという経緯や、国家・社会活動の透明性を確保しなければならないという「手続的正義」の精神と中身について、分かりやすい言葉で説明されています。ただ私自身の関心は、もう少し社会的な方面に向けられていたので、少し期待していた内容とはずれるところもありました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
行政手続法が施行されてすぐに読みました。
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行政手続法に関する入門書。
比較的読みやすい。
行政指導がずっと行われてきていた時代から、
手続法がどのような意味を持って制定されたのかが
よくわかる。
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