自然保護という思想 (岩波新書 新赤版 327)

  • 岩波書店 (1994年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784004303275

みんなの感想まとめ

自然と人間の関係を深く考察する本作は、自然保護の理念がただの保護から利用を含むコンセプトへと進化したことを示しています。著者は、日本人が自然をどのように捉えてきたかを探り、持続可能な利用の重要性を強調...

感想・レビュー・書評

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  • 自然保護と言っているのは本当の天然自然ではなく、人間にとって居心地、または使い勝手のよい自然にほかならない。

    開発という名の自然資源搾取が横行しており、また例えば戦争がひとたび起これば、のどかなお題目など一瞬で消し飛んでしまうのは自明である。それは極端としても、人間の存在がそもそも自然破壊である以上、自然保護というのは自家撞着というものではないか。

    つまり人間が自然保護いうな、という感じである。

    この本でも、安直な開発へのアンチテーゼが底流にあるようだが、それを全否定するわけにも行かないもどかしさが含まれている。

    前半は「自然保護思想史」や「自然保護関連学派名鑑」的な内容で、資料的価値はあるんだろうけど読んでいてつまらなく、かなり読み飛ばしてしまった。

    最終章(「危機のなかの自然」)で、知床における林野庁の暴挙(針広混交林の伐採)を指弾しているあたりは面白かった。役所のやるこったね。

  • [ 内容 ]
    環境破壊が深刻化し、人間の存在そのものがそれを加速しているいま、私たちはどのように自然とつきあっていけばよいのだろうか。
    生態系のパイオニアであり、半世紀もの間、自然保護のために精力的に行動してきた著者が、二一世紀に向けての自然とと共存方法を、先人たちの軌跡や、自然誌博物館の設立など自らの体験を踏まえて語る。

    [ 目次 ]
    はじめに―自然保護のこころ
    1 自然保護の軌跡
    2 生態学の視座から
    3 生物と環境
    4 自然を知る
    4 危機のなかの自然

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 適当に手にとったこの一冊…

    自然保護運動や事件が知れた

  • 70年代前後のエコロジー運動の成り立ちなどを参考にしました。

  • 哲学16

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