大往生 (岩波新書)

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レビュー : 47
  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004303299

感想・レビュー・書評

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  • 死に直面しながら 庶民は 明るい。
    その明るさが 楽しい。

    老い。病い。死。仲間。父。

    テーマが いいねぇ。
    こうやって、読んでいると
    年をとり 病気になり 死ぬのは 当たり前なんですね。

    長生きするのが あたりまえ。
    そんな時に 長寿 とつけるのもおかしいと言う。
    長命で いいじゃないかと。 ガッテン!

    ニンゲン 今がイチバン若いんだよ。ガッテン!

    今はただ小便だけの道具かな 圓正師匠。

    おじいちゃんは 仏様になる。
    客様は 神様ですが、死んだら仏様になる。
    中国では お客様は、帝王なので、死んだら 何になるのかな。

    ストレスはスパイスみたいなもんで、ストレスがまったくない人は、
    ニンゲンとしてもお粗末です。

    痔とか、腰痛と言うのは、ニンゲンが立って歩くようになってからです。
    動物には、痔も腰痛もありません。

    死にたいように死なせてあげたい。
    こういう死に方をしたいというイメージのない人ばかりなんです。

    ペットは死んでも、気が楽なのは 遺産がないことである。
    ふーむ。

    死んだら 天国ではなく 極楽に行きたい。

    死んだ当人が 死んだとわからなければ、それは 大往生なんですね。

    昔はね。ぼけるほど長生きしなかった。ガッテン!

    それは、ガンではなく ガンモドキだ。

    ふーむ。
    明るく死にたいね。

  • うちは母がTBSラジオの熱心な?リスナーなので毎週土曜は永六輔とその新世界を聞くとはなしに聞いております。今骨折で入院されているので早くよくなられると良いな、と思います。

    で、中身ですが半分色々な人の一言と親友への弔辞と対談とお父様が書かれたと言う文章で構成されており、簡単に読み終わってしまいました。個人的にそうだよなあ、と思う色々な方の一言があったりこれは違うだろうと言うのがあったりで1章が一番面白かったです。
    私なんかは永さんの作詞家としての時代よりもマルチタレントの時代の方が長く知っているのでそれほどあの大ヒット作、と言われてもピンと来ませんでした。それでも上を向いて歩こうとか見上げてごらん夜の星をとかこんにちは赤ちゃんとか知っている曲ばかりではあるので凄いなあと思いますが。

    個人的に一番面白かったのは淡谷先生の演歌歌手を束にして火をつけたい。ついでにジャリタレも燃やしたいってとこでした。過激だ(笑)

  • 永さん追悼のために本棚から引っ張り出して机に置いてたらそれを見た同僚の手に渡り、帰ってきたのが今である。

    大往生、したいなあ。

  • 著者が20年に渡って続けてきた「無名人名語録」というノートから、「老い」「病」「死」というテーマに関する言葉を抜き出してまとめた本です。著名人でも何でもない市井の人びとの言葉の中から、人が死と付き合うための知恵をくみ取ろうとする試みだと言えるように思います。

    そのほか、中村八大、いずみたくの死に際して著者が発表した追悼文、さらに歌手の淡谷のり子や日本にホスピスを広めるために尽力している山崎章郎といった人々が参加したシンポジウムの記録、著者の父である永忠順の「絶筆・死にたくはないけれど」なども収録されています。

  • タイトルに恥じず「死」について徹頭徹尾書かれている。今の日本、宗教画人々に根付いていないため、人々は「死」に対して異常に恐怖を覚えている。という言葉に興味を持った。
    水無昭善の本の中でも必ずと言っていいほど「死」への恐怖を持ち過ぎないこと。それは「生」への執着に変わる。と書かれている。実際の宗教関係者の話を読んでからこの本を読んだので、内容がすとんと落ちてきた。
    宗教というのは有事の際の最後の拠り所だと思う。
    宗教というのは本来、生きる道や心構えを示すものであって、特に日本の宗教にはその色が強いと感じる。
    最近では宗教と聞くとネガティブなイメージが先行してしまうが、日本では神社に手を合わせた帰りに寺に行こうが、全くお構いなし。
    これだけ寛大なのだから、心の拠り所の一つとして仏教の教えを紐解いてもよいと思う。

  • 岩波ベストセラーNo. 1

  • 【つぶやきブックレビュー】2016年追悼・永六輔さん。

  • 「待合室患者同士が診察し」
    「フルコース食後の薬飲んですみ」
    こうした句にひそむ実感こそ、この本の姿勢としたい。

    「人は死にます
    必ず死にます
    その時に 生まれてきてよかった
    生きてきてよかったと思いながら
    死ぬことができるでしょうか
    そう思って死ぬことを大往生といいます」
    で〆られていた。

    老人の日常に落とすことばが深くておもしろい。
    歳を重ねるほどに、このことばを実感していくのだと思う。

  • 永六輔が亡くなった際に、あまりテレビを観てなかったし、新聞を読んでなかったけど、どんな風に報じられていたんだろう。

    読んでる途中に祖母が亡くなったので、ちょっと驚いた。

    死について考えるいいきっかけになった。

  • 死に対する向き合いかたについて。読みやすくおもしろい。著者はこの前亡くなったばっかりだった。。

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