ヴェトナム―「豊かさ」への夜明け (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 63
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004303442

作品紹介・あらすじ

ドイモイ(刷新)政策の採用で、急速に変容しているヴェトナム。現地で暮らした体験や人びととの交流をふまえて、「変わりにくい部分」としての中国やカンボジア等との関係、共産党・国家・社会の特徴、戦争の傷跡を、そして「変わりつつある部分」としての対外開放、経済発展を多面的に描く。ヴェトナム理解のための待望の書。

感想・レビュー・書評

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  • ベトナム

  • 続編よりもこちらのほうが読みやすい。16年前に出版されたものであるが、日常のことや歴史のことがわかりやすいかたちで書いてある。ガイドブックにもなる。

  • 【ベトナム社会の全体を掴める本】
    作者、坪井氏の授業を履修したため購入したのがキッカケである。当書は、ベトナムを歴史的、文化的、政治的などの観点から説明している。著者がかなりの頻度で訪問している経験を交えている為、とても読みやすく、ベトナムを理解するには良い本であると思う。

    余談ではあるが、著者の授業は16時40分から始まり、18時10分で終わる。しかし、毎回教授が登場するのは、16時50分。そして授業が終わるのが17時40分。たった50分しか授業をしない教授は、これまでで初で、なんともオモシロイ教授であった。

    つい先週も、「明日からベトナム行ってくるんだけど・・・」ということを話したかと思うと、授業は終了。コメントペーパーの回収は、SA(Student Assistant)に任せ、颯爽と帰っていった笑。ただ、あそこまで研究テーマが好きなんだなと感じた教授は初めてだったので、私にとってはカッコイイ人である。

  • 適当に手に取ったこの1冊・・・

    ヴェトナムについてこんなに考えた時間は今までなかった。。。
    東南アジアの民族の攻防、移動だったり、文化だったり、キリスト教の人もいたりとこんなに近くの国なのに全然知らなかったなあ。。
    なんとなくヴェトナム戦争がらみの映画を結構見たことがあるけど、それは単に戦争とか紛争とかにだけ目が行って、誰が戦っていたのか、どんな人が戦っていたのかを知らずに、もしくはそこに目を向けずに見ていた・・・
    この本を読んでから、映画を見てたら受け止め方も多少違ってくるのではないかと感じたなあ。。。まあ今から見てもいいんだけどそれ系のって長い。。。

    あとチャムとか東南アジアの文化が意外に日本に影響してる(沈香とか)のを知らなくて、興味をもったなあ。

  • 4004303443  258p 1998・4・15 10刷

  • いささか古い本だが、まあ教科書ということなので一通り読みました。ヴェトナムに関心のある人なら読んで損はないと思う。終章の「援助のあり方」が個人的に気に入っている。特に「内在的理解」に関する記述が印象に残っている。

    「「内在的理解」とは、その民族なり個人なりの考え方や生き方に人間として共感できる、という感情を基礎として、相手の生きている“誇り”を理解することだと思う。そのためには、まず、言葉や歴史を学ばなければならない。また、現地の日常生活をなるべく庶民のレベルに近いところでおくる体験があった方がよい。」

    坪井は、問題に共に肩を並べて取り組む国際「協力」をするのならば、現地の言葉を習得し、現地から学ぶなり、同じ視線で一緒に仕事をするのが必然の論理であると主張する。

  • 新書です。ベトナム留学する前に少しは勉強しようと思い手に取った本。少々古いので今とは状況が違いますね

  • ドイモイ政策の採用で急速に変容しているベトナム。その対外開放、経済発展を多面的に描く。

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