発掘を科学する (岩波新書)

制作 : 田中 琢  佐原 真 
  • 岩波書店 (1994年10月20日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004303558

作品紹介

古代人のトイレから、彼らの健康状態までわかってきた。寄生虫分析や脂肪酸分析をはじめ、レーダー探査、年輪年代学、プラント・オパール法、地震考古学、そして文化財保存の科学など、学際的研究の進展はめざましい。何がどこまでわかったか。各分野の第一線の専門家たちが興味深いエピソードをまじえてわかりやすく解説。

発掘を科学する (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  • 発掘=歴史=文系 と思うけれど、ぢつは違う。さまざまな科学的ツールがいろいろな分析を可能にしてくれる、という話。おかげで人骨が死亡時何歳で、どんな病を持っていたか、血縁関係がどれほどの地域まで広がっていたか、果ては寒冷期がどの地域から始まり、どんな民族が影響を受けたか…でも全ては想像力の豊かさがもたらす仮定あってのことだよね。知ってるようで意外なことがたくさん書かれておりました。

  • 発掘を科学する 田中琢、佐原真 編 1994/10/20 第一刷発行

    はじめに
    1、動物の骨からなにがわかるか
    2、脂肪酸が示す世界
    3、トイレの考古学
    4、年輪から歴史を読む
    5、稲作の起源を求めて
    6、発掘人骨が明かす古代家族
    7、遺跡調査の科学
    8、地震考古学の誕生
    9、コンピューターの活用
    10、須恵器と埴輪の産地をさがす
    11、漆のルーツを求めて
    12、建物や石室の健康診断
    13、文化財保存のための科学
    おわりに

    memo
    秋田県鹿角市の環状列石:二重の石の環
    東大寺南大門の仁王像、1203年3月から11月のあいだに造られる。
    プラント・オパール、焼畑陸稲:宮崎県須木村
    埼玉県行田市の稲荷山古墳
    漆のDNA
    良い錆と悪い錆

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