人びとのアジア: 民際学の視座から (岩波新書 新赤版 360)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004303602

作品紹介・あらすじ

この30年余り、東南アジア各国やインド、スリランカなどを歩き、また在日外国人の権利のためにも奔走してきた著者が、各地で出会った庶民の生活や労働の実情を通して、ますます深まる日本との結びつきを報告。民族紛争や経済開発の下で、たくましく生きる人びとの精神世界をもていねいに描きながら、本当の豊かさとはと問いかける。

感想・レビュー・書評

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  • 民際学とは
    カネの豊かな土地には人も集まる

  • 本に載っているお勧めの本を読み、誰が進めてくれたか忘れて途方にくれることがある。アジア人花嫁、在日外国人医療、出稼ぎ労働者、アジアの中の日本軍等の問題を取り上げている本書だが20年前の情報を誰が欲しがるだろう。歴史としてなら良いかもしれない。

  • 適当に手に取ったこの1冊・・・

    在日の方の生活、環境、待遇を知り、
    第二次世界大戦下での日本とアジアの関係を知り、
    「国際」→「民際」という考え方を知り、
    とてもためになったと感じる1冊になったことは間違いない。

    ツイッターとかfacebookとかSNSが急速に発展しているこの世の中では、国家と国家の関係を前提とした議論よりも、地域と地域、人と人の交流を前提とした経済の議論、生活の議論が大事なのかなあと感じるなあ・・・

    この本の中で紹介されている本も読んでアジアに対する認識を構築して、未来について考えるか。。。

  • アジアはいろんな国あって、文化も違うので、面白いと思います。

  • 2008年、夏、中村先生に案内していただいた崇仁地区
    全く知らかった自分を恥ずかしく思いました。
    尊敬する方。会えてよかった。

  • アジアと日本の問題について。
    シリアス。

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著者プロフィール

NPO法人パルシック理事

「2013年 『ミャンマー・ルネッサンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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