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- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004303626
作品紹介・あらすじ
「摩擦」はふだんは意識されることがないが、日常の現象のほとんどすべてに関わっており、不要な摩擦を除去すればGNPの数%にあたる経費が節約できるという。そりや車輪の発明以来続けられてきた摩擦の制御技術を概観しながら、メカトロニクス時代を迎えた今日の摩擦の科学=トライボロジーのすべてを紹介し、機械の未来を考える。
感想・レビュー・書評
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普段、何げなく使っている「摩擦」という概念は、工業製品やモノづくりに関しての、極めてプリミティブなテーマだということを再認識させられる。特にベアリングの話題は面白い。この部品は、リング状のものしかイメージできなかったが、それ以外にもいろいろあるらしいし、このベアリングという呼称が、bear = 耐える・我慢する という意味に由来することにびっくり。重い軸と摩擦に耐えるパーツということだ。
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比喩としての摩擦でなく,物理的な摩擦の話.論文としてはテーマが明瞭でなく,科学エッセイにしては纏まりがない,ちょっと中途半端な内容.
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