日本語はおもしろい (岩波新書 新赤版373 新赤版 373)

  • 岩波書店 (1995年1月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784004303732

みんなの感想まとめ

日本語の奥深さや面白さを探求する内容が魅力的で、さまざまな視点から日本語の特徴が紹介されています。方言や外来語、古典文学に関する興味深い考察が展開され、特に「薬指」や「春はあけぼの」といった具体例を通...

感想・レビュー・書評

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  • 読んで特に興味を引かれた項目を挙げる。
    ・無視できない話者語源
    「薬指」の方言について
    ・長くない外来語の長音
     末尾にくる長音の綴りの省略について
    ・桃太郎の日本語
     「いる」と「ある」の意味について
    ・清少納言の「春はあけぼの。」
     「春はあげぼの」の後に省略があるのかどうかについて。
    ・高利と小売りは違うぞなもし。
     現代仮名遣いによる音声表記の不便さについて

    1点注文を付けたいところがある。アクセントについては日本語学を勉強した人や日本語教育者以外については普段無意識に使っていることなので、このあたりの知識がないと読んでも分かりにくい点だと思う。紙幅の関係で難しいのかと思うが、一般読者に対しては日本語が高低アクセントの言語であることや、アクセントの山のパターンがあることなどを少し解説した方がいいと感じた。

  • 最後の章、10代の方言調査の難しさについて読了。方言の使用に関する世代差のグラフはなるほどと思ったが、これと対外的に両親のことを「父」「母」と呼べるかはまた別の話のような気がする。前者は無意識的な言語使用や母語習得、後者は後天的・意識的な言語知識?や常識に関わる話のように思う。
    また、本書に限らず新書というジャンル全般に関わる感想として、論文ほど論理や参考文献がしっかりしていないものの、小説ほど娯楽()として割り切って読むこともできなくて、なんとなく読みにくく感じた。



  • 娘の本棚にあった古い新書。
    ところどころおもしろい。が、非論理的なところもあって、新書とは、好き勝手なことを書いてもいいのかな、と思ってしまった。

  • やはり、20年前の本だったかという感想。日時を超えて響いてくることばは少なかったものの、知らなかったこともあり、収穫はあった。
    すっぱい=酢+ハユイ
    いる=自分で動いて進むものが止まっている状態を表す
    ある=ものの存在を表すだけ
    mountain=本来「岳」であって「山」ではない
    「春はあけぼの」=「春はあけぼのナノヨネー」
    「小楠丁字屋オクステウジヤ」に「店ミセ」=三百年前の青果商人丁字屋小楠伝兵衛の名

  • [配架場所]2F展示 [請求記号]080/I-3 [資料番号]2004124967

  • 小説ばかりが続いたので、久々に新書。
    タイトルに惹かれて読んでみたのだが、読んでいるうちに睡魔が襲って来た。
    要するに「そうなんだ!」という新鮮な驚きは特に無かった。
    ただ、興味深い章もあった。擬態語や擬声語を表す「オノマトペ」。かの宮沢賢治は、それらを斬新に扱う。「顔をぶるぶる洗う」「ざくざく食べる」「髪の毛が赤くてばしゃばしゃしている」・・・等の例題は面白かった。普通使わない表現だけど、彼の物語では何だか有りな気もしてしまう。

  • [ 内容 ]
    さつま芋はムスのかフカスのか、フンケイの友とはどういう関係か、口腔はコウコウかコウクウか、スッパダカとマッパダカはどう違うのか…。
    何げなく使われる日常の話しことばに鋭い考察と緻密な分析を加えて、意味の構造、話しことばのゆれ、言語変化のゆくえなど、日本語について話し手のひとりとしてさまざまな角度から論考する。

    [ 目次 ]
    1 人間(自分のことばに返る;無視できない話者語源;全国語・みやこ語・共通語;長くない外来語の長音;学術用語の課題は日本語の課題;索引はよく間に合うガイド)
    2 言語(味覚・料理のことばの二角柱;オノマトペの宮沢賢治;桃太郎の日本語;清少納言の「春はあけぼの」;高利と小売りは違うぞなもし;符牒はどこまで隠語か)
    3 変動(目立たないアクセントを目ざす;複数回答に時間的変化を見る;折れ曲る十代のことば)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 日本語はおもしろい!
    のかもしれないけど、この本はそんなおもしろくない。

    はしがきにあるように、
    ランダムに取り上げられた、15の章でなりたってて、
    つながりがないのがあんまり好きじゃないのかも。

    でも、日本語というか言語に対する接し方、かかわり方はおもしろいです。

    著者の気持ちにこたえられるか。

  • やはり岩波の本は知識レベルの低い私には難しい。
    読み始めたが挫折中。そのうち読む。

    ■この本を知ったきっかけ
     本屋でみつけて
    ■読もうと思ったわけ
     日本語関係の本には面白い本が多いので

  • 赤373

  • 納得いかないところもありながらも、とても興味深かった。日本語は崩れてきてるとか言うけど、その崩れ方を分析することも大事なのかなあ、と。

  • なかなか興味深い。
    しかし、さすが「日本語についての本」とだけあり、だらだら続いている感じがあり、途中で挫折しかけたが、読みきった。
    日本語の歴史が面白い。
    私自身読みながら「私だったらこっちの方言使っているなぁ」等と今一度確かめながら読んだ。

  • 発音やことばのルーツと分布が判ってオモシロイです。
    自分が話している言葉の起源とかちゃんぽん具合とか、知らなかったことを知ることが出来て楽しい!

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