現代たべもの事情 (岩波新書 新赤版 (374))

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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004303749

感想・レビュー・書評

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  • 食糧問題。1960年代から変化が生じているらしい。読むほどにUSAの世界戦略。依存と、ある意味で従属ともいうべき合衆国の余剰農産物処理に、わが国の戦後復興と、食糧ばかりではなく政策的従属の続くことが跡づけられている。

     1993年、なんのことはない米不足にみまわれた。米屋に意地悪され、都市生活は散々と理解した。そのとき255万トンの米が緊急輸入され、下級品もなんのその途上国の食糧不足に拍車をかけたとする。

     東南アジアでは、工業化がすすんで農地が工場用地に転じ、食糧生産の停滞を結果しているという。
     食糧は必要ながら、工業化の魅力に揺れ動くサマ。粛々と伝えれている。
     

  • 現代は、外食が増えている。安い価格のファミリーレストランなどができとても便利になっている。食生活がかなり変わってきている。1965年には米類が多かったが、91年には、米類が減り、油脂類が大幅に増えた。加工食品なども多く食べられている。しかし、加工食品は安全面で問われた。添加物などあまりよくないものが入っていたのである。和食だけでなく洋食や中華なども多く食べられている。輸入することにより、食生活ががらりと変わったのである。

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プロフィール

1937年愛媛県に生まれる。1965年東京教育大学大学院文学研究科(社会学)修士課程修了。全国農業協同組合中央会勤務を経て、(財)協同組合経営研究所、94年同常務理事、99年博士(学術)取得。現在は、東洋大学国際地域学部および全国漁協学校講師。

主要著書
『現代たべもの事情』(岩波書店、1995年)、『協同組合運動の転換』(共著、青木書店、1995年)、『アグリビジネス論』(共著、有斐閣ブックス、1998年)、『アジアの工業化と農業・食糧・環境の変化』(筑波書房、1999年)、『アジアの食料・農産物市場と日本 − 市場の国際化と食料・環境問題』(共著、筑波書房、2001年)、『21世紀食料・農産物市場の展望』(共著、筑波書房、2004年)、『FTAとタイ農業・農村』(筑波書房ブックレット、2004年)、『現代日本の農協問題』(筑波書房ブックレット、2006年)



『現代資本主義と食糧・農業』(共著、大月書店、1995年)、『協同組合運動の転換』(共著、青木書店、1995年
アジアの工業化と農業・食糧・環境の変化』(筑波書房、1999年

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