核解体―人類は恐怖から解放されるか (岩波新書 新赤版 (396))

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004303961

感想・レビュー・書評

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  • 1995年刊。著者は朝日新聞外報部記者。

     本書の最終章は将来展望で、刊行時期の古い本書では読み飛ばしていいかもしれない。
     もちろん、核兵器を巡る米ソ対立からゴルビーによる削減交渉妥結。ソ連崩壊に伴い困難な核管理。小国への核兵器開発技術、中でも核兵器用プルトニウムの製造技術の伝搬。限定核戦争の懸念増等は今も読み応えがあり。

     また、核兵器製造や解体過程で生み出された放射性廃棄物の処理方法がない点、核兵器製造工場・保管場所における被爆問題等、原子力発電所に近似する(核燃料の種類が違う他、全く同じでないが、被る部分も多々)問題にも触れられる。

  • 2冊

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著者プロフィール

吉田 文彦(長崎大学核兵器廃絶研究センター 副センター長・教授)

「2018年 『核の脅威にどう対処すべきか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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