地球温暖化を考える (岩波新書)

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レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004304036

感想・レビュー・書評

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  • 小難しい数字がでてきたりもしたが、概ね説得力があった。

  • 著者宇沢は、基本的には懐古的な精神(歴史主義的美観?)に大きく依存して問題認識を獲得している。それだけに、熱帯雨林の「すばらしい」自然が、だの、日本の「美しい」風景が、だのと、大事なところではそうした主観的な価値判断に頼り、感情に訴えようとするところがある。

    だから、「炭素税」のような(もしかしたら妥当なのかもしれない)提案をきかされても、それまでの記述の根底にあった「偏った」価値観のせいで、つい疑ってかかってしまう。
    そうして、ああ結局この人は、近代的民主主義の、「経済学」の枠組み(金儲けの図式)の中だけで解決しようとしているにすぎないのだな、ということを思うのである。

  • 経済学者の著者が、地球温暖化の問題について分かりやすく語った本です。

    大気中の二酸化炭素の濃度が上昇することで、地球温暖化が生じて、世界中の様々な地域でこれまでになかったような問題が生じていることがルポ形式で解説されます。後半では、炭素税など経済学の立場から地球温暖化問題を解決へ導くための方途が探られています。

    「小学校をはじめ、中学校、高等学校の皆さんによんでいただきたいと思って書き上げた」と述べられているように、たいへん分かりやすい言葉でていねいに地球温暖化問題が解説されています。

  • 課題で読んだのだかいまいちわからない。専門的な目で見ても作者がいかに異端かどうかがわかる。面白いかどうかは、専門家としてまだ未熟な私にはよくわからないが、好きな類の本ではなかった。

  • 089/IS/R403

  • 地球温暖化は本当に大変なことです

  • 今、世界でかなり問題になっているのが地球温暖化である。世界では、どの国もほとんどはCO2の削減を提示している。それほど、地球温暖化は深刻な問題に広がっています。今は、地球温暖化について考えなくてはなりません。この本は、読んでいくうちに地球温暖化について考えさせられます。この本を読んで地球温暖化の怖さや人類への影響、恐ろしさを考えながら是非、読んで、知ってみて下さい。みなさんの地球への考え方が変わると思います。

  • これを読むとやはり二酸化炭素は温暖化の原因となっているのではないかと思われる。

  • 地球温暖化について、その歴史みたいなものから説明してくれる。
    気候、熱帯雨林、文明等、さまざまな角度から地球温暖化を検証しているところはかなり面白かった。
    もちろん、経済学の分野にある炭素税についても触れている。
    最後の2章では当時(1995)からの為すべきと著者が考えることに触れる。

    刊行が古くて現状を知るためには直接は役に立たないが、
    現状の背景を理解する上では読んでみると分かりやすい。
    数値や用語など「小学生にもわかるように」という点は達成できていないと思うが、高校生以上なら普通に理解できると思う。

  • 読みやすい。
    科学的根拠のみならず、人間の経済活動も絡めて論じてるあたりが、いい感じ。

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著者プロフィール

元東京大学名誉教授
1928年生まれ。51年東京大学理学部数学科卒業、56年スタンフォード大学経済学部研究員、58年同助手、59年同助教授、60年カリフォルニア大学バークレー校経済学部助教授、61年スタンフォード大学経済学部準教授、64年シカゴ大学経済学部教授、68年東京大学経済学部助教授、69年同教授、89年東京大学を定年退官、新潟大学経済学部教授、中央大学経済学部教授、同志社大学社会的共通資本研究センター所長などを経て、2014年死去

「2017年 『経済と人間の旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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