短歌の世界 (岩波新書 新赤版 418)

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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004304180

作品紹介・あらすじ

わずか三十一音で紡ぎだされる詩の世界。その可能性に挑みつづけた前衛歌人は、「つくる」ということをどう見つめてきたか。比喩、詞書、序詞、連作といった技法から、事実と虚構、写生、即興、音韻の問題、さらには民衆、風土、戦争とのかかわりまで、自在な筆致で、短歌をこえるようにして短歌の核心に迫る、本格的入門書。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    わずか三十一音で紡ぎだされる詩の世界。
    その可能性に挑みつづけた前衛歌人は、「つくる」ということをどう見つめてきたか。
    比喩、詞書、序詞、連作といった技法から、事実と虚構、写生、即興、音韻の問題、さらには民衆、風土、戦争とのかかわりまで、自在な筆致で、短歌をこえるようにして短歌の核心に迫る、本格的入門書。

    [ 目次 ]
    1 短歌をつくる前におこなう予備考察
    2 短歌をつくる(角力の歌;夢の中の推敲;音楽について)

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    [ 参考となる書評 ]

  • #玉城徹 #短歌 口壁の四方にし当るレタスのはこれまたわれの友としがたき #返歌 レタスの葉クレソンの香肉焼く友と食すか食すが友か

  • 万葉集を読んでみたくなった

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著者プロフィール

1928年名古屋市生まれ。慶應義塾大学医学部卒。内科医。医学博士。1945年17歳で短歌を始める。翌1946年 「アララギ」入会。1951年現在編集・発行人をつとめる歌誌「未来」創刊に加わり、逝去直前まで編集・発行人をつとめる。1983年歌集『禁忌と好色』により迢空賞受賞。2010年 詩集『注解する者』により高見順賞を受賞。2015年『暮れてゆくバッハ』(書肆侃侃房)。『『赤光』の生誕』など評論集多数。日本藝術院会員。2020年7月10日心不全のため死去。享年92歳。2022年に遺歌集『阿婆世』(砂子屋書房)が刊行される。

「2022年 『岡井隆の忘れもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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