日本銀行―何が問われているのか (岩波新書 新赤版 (422))

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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004304227

感想・レビュー・書評

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  • 発行が1995年とだいぶ昔の本になってしまったが、日本銀行の役割と、その立ち位置の特殊さがよくわかる。
    勉強不足でニクソンショックをよく知らなかったが、おおまかな流れが平易な言葉で書かれていて助かる。
    為替介入もよく聞くけどどうやっているのかわからなかった。このままでいいのか?という不安が膨らむ。

  • 1995年刊行。著者は東京新聞・中日新聞編集委員。

  •  川北隆雄著『日本銀行』.
     「何が問われているのか」の副題をもつ.ジャーナリストの、多分、ながい取材に端を発する日銀観、日銀論ということか.

     1995年に出版.
     前半の主題は、なんといっても政府からの「独立性」「中立性」ということ.
     1997年に昭和17年、戦時に施行された日銀法の根幹部分が改正される.
     そこに至る、大蔵省との「表向き対等」、実は「総裁を内閣が国会にはかる人事」に示された、大蔵省の介入、監督を欧州並みに、位置づけるかにあった.

     日銀概説.
     最初の章は、ある意味、「奥の院の、のぞきみ」的なところがあって、「誰に読んでよしいの?」の感がある.
     そこを「独立性」「中立生」の「当時」を論ずることで、本邦金融制度の「護船団方式」形成の背景が読み取れる、気がする、

     これから、3章、4章の「セントラルバンク論」を読むことにしている.
     昭和・平成のバブルからほぼ10年.金融にどんな期待があったのか、歴史経過としても関心がわく.(岩波新書 1995年)

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  • 出版社/著者からの内容紹介
    「銀行の銀行」「政府の銀行」と呼ばれる日銀の実態は,どれだけ知られてきただろうか.為替の乱高下,金融機関の不祥事など,日本経済の動揺が続くなか,その動向と役割に,注目は高まっている.エピソードをまじえながら,中央銀行としての機構,独立性と中立性,政策とのかかわりを徹底的に解説して,現在の課題を考える.

    目次
    プロローグ
    Ⅰ 日銀とはどういう組織か
    Ⅱ 日銀の中立性と独立性
    Ⅲ 中央銀行とは何か
    Ⅳ 中央銀行にできること、できないこと
    エピローグ

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著者プロフィール

川北隆雄(かわきた たかお)
1948年、大阪市に生まれる。東京大学法学部卒業後、中日新聞社入社。同東京本社(東京新聞)経済部記者、同デスク、編集委員、論説委員、政府税制調査会専門委員などを務める。現在、ジャーナリスト、専修大学非常勤講師。著書に『日本国はいくら借金できるのか』(文春新書)、『財界の正体』『通産省』『大蔵省』(以上講談社現代新書)、『経済論戦』『日本銀行』(以上岩波新書)、『図解でカンタン!日本経済100のキーワード』(講談社+α文庫)、『「財務省」で何が変わるか』(講談社+α新書)、『国売りたまふことなかれ』(新潮社)、『官僚たちの縄張り』(新潮選書)『データベース早わかり』『通産・郵政戦争』(以上教育社)

「2014年 『「失敗」の経済政策史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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