ぼくのドイツ文学講義 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 58
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004304289

作品紹介・あらすじ

カフカの『変身』で本当に変身したのは何?難解をもってなる『ファウスト』第二部のカンどころとは?グリム童話から消えてしまったもの語りの原型-などなど、無類の読み手である著者が、軽妙洒脱な筆をふるってドイツ文学の面白さを縦横に語りつくす。重厚厳粛というドイツ文学の既成イメージをふきとばす池内式文学の娯しみ方。

感想・レビュー・書評

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  • 意外と知らない文学者がいた。あらためて読んでみてもいいと思われる。

  • 著者がみずからの関心に基づいて、ドイツ文学の中からいくつかの作品を紹介した本です。ゲーテ、ノヴァーリス、ハイネ、ケラー、カフカのほか、アイヒェンドルフ、ツックマイヤー、リンゲルナッツ、ジャン・アメリーなどの、ちょっとマイナーな作家も取り上げられています。

    エッセイの名手としても知られる著者らしく、いかめしいドイツ文学案内ではなく、軽妙な文章でそれぞれの作品の魅力が語られています。

  • 池内紀氏がドイツ文学の魅力を10のテーマをモチーフに余すところなく解説してくれてます。氏の著作の中でも、テーマが一貫しててまとめ方もコンパクトなので、お勧めです。

  • [ 内容 ]
    カフカの『変身』で本当に変身したのは何?
    難解をもってなる『ファウスト』第二部のカンどころとは?
    グリム童話から消えてしまったもの語りの原型―などなど、無類の読み手である著者が、軽妙洒脱な筆をふるってドイツ文学の面白さを縦横に語りつくす。
    重厚厳粛というドイツ文学の既成イメージをふきとばす池内式文学の娯しみ方。

    [ 目次 ]
    第1講 眺める人―リヒテンベルクのこと
    第2講 「まあ、待て、お前は実に美しい」―『ファウスト』第二部
    第3講 ノヴァーリスと数学
    第4講 「ねがいがかなった」―もう一つのグリム童話
    第5講 ハイネの謎
    第6講 ユーディトの水浴―『緑のハインリヒ』異聞
    第7講 制服の力―「ケペニック事件」
    第8講 詩人リンゲルナッツ
    第9講 家族の肖像―カフカ『変身』
    第10講 歩く人―ベンヤミン、ロート、アメリー

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    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

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    [ 参考となる書評 ]

  • ほんとにドイツ文学が好きで好きでたまらない人なんだろう。天職につけてよかったね。全ての人がそういう経験を果たせるわけではないけれども。ウィットに富んだライトな文体は読みやすかった。

  • 最近、池内氏の著書ばかり読んでいる。笑<br>
    でもこの本の内容はあまりよくわからなかった…ちゃんと作品を読んでからもう一度読み返すべき。。

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著者プロフィール

1940年兵庫県生まれ。ドイツ文学者、エッセイスト。著書に『諷刺の文学』『海山のあいだ』『出ふるさと記』『池内紀の仕事場』他。訳書にE・カネッティ『眩暈』、『カフカ小説全集』,G・グラス『蟹の横歩き』他。

「2018年 『澁澤龍彦の記憶』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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