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- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004304517
感想・レビュー・書評
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「真」と「贋」のあいだ(限りなく△に近い品)をどう判断するか、という筆者の考えを面白いなと思いました。あと個々の真贋にまつわるエピソードも、神がかりだったりしてすごいですね。ただ陶器の知識が細かくてついていけないとこもあったかな。
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美術品の真贋鑑定に関わる四方山話が軸の本。トレジャー・ハンターの話題から始まり、博物館の在り方や、洋の東西における美術品に対する意識の違いなど、様々な話がてんこ盛りだった。本業は中国陶磁器の専門家にも関わらず、絵や彫刻などカバレッジが広く、その豊富な知見から書きたいことがたくさんあったのだろうが、焦点が絞りきれなかった感あり。それでも読んでいて飽きない本だった。
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割と勢いよく読み進められる。
こういう世界もあるんだね。みたいな。 -
古美術,特に著者の専門は陶芸のようで,その真贋判定にまつわる随想.
ここをこう見ればニセモノが見抜ける.という話は,全く無いでははないが殆ど書かれていないので,そっち方面を期待していても無駄である.
個人的には真贋判定というのはあまり興味を持てない世界なのだが,盗掘品のヤミ市場の話がちょっと興味深かったかな.
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