- Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004304593
作品紹介・あらすじ
ストレスにみちた日々のくらしのなかで、私たちの体の芯に残るぐったりとした疲労感は心身症・うつ病・神経症をひきおこす原因になる。中年男性だけでなく若者・女性にもひろがるアルコール依存症。これら疲労がもたらす病気に、どのように対処すればいいのか。「ぐったり疲労」を残さないためにはどんな睡眠や運動が必要なのだろうか。
感想・レビュー・書評
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疲労の本というか、いろんな心の病について説明してる本。
具体的なつきあい方が書かれてるわけでもない…。 -
機械や産業の発達によって昔と比べ現代では利便性も上がり、また週休二日制などの導入により、余暇に割り当てる時間が確実に増えているはずであるが、仕事のストレスを抱える現代人は逆に増えている。本書ではストレスが身体に与える影響や表現型、またストレスからくるタバコや酒への依存についてや、対人関係の変化などなどを分かりやすく解説しており、素人の私でもすんなりと理解することができた。また、現代人は増えた休日にあっても「何かをしなくては」という脅迫観念にとりつかれ精神的ストレスを抱える人も多く、「休日に何もしない贅沢さ」というスローライフ的な生活を送ることもひとつの考え方であるというのが印象深かった。
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専業農家の主婦にうつ病は少ない。
SWエンジニアはうつ病が多い。ソフト開発は部品ごとに組み立てていく製造業とは根本的に異なる。若い産業でノウハウが確立していないうえ、ケースごとに異なる開発が求められる。顧客側の要求や関与も大きい。納期に対する切迫感をつねにかかえ、過剰労働を蓄積する構造的体質をもっている。 -
疲労の科学と、慢性疲労の延長上にある心身の病気を、全国の医師、研究者、患者に訪ね歩いたルポ。